「イラ」「オジサン」もおいしい! “未利用魚”の利用で2企業がタッグ 期間限定メニューも 福岡

2023年03月15日

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形やサイズがふぞろいなため、味には問題ないのに市場にほとんど出回らない魚。

これを活用しようという取り組みが福岡でも進んでいます。

ハーブで風味付けした、白身魚のオーブン焼き。

香ばしく仕上げた皮目が食欲をそそります。

◆記者リポート
「身がしまっていて、とても甘いです。普段馴染みのない魚と思えないほど、食べてびっくり!とてもおいしいです」

料理に使われているのは、玄界灘でとれた「イラ」と「オジサン」という2種類の魚。

どちらも、味には問題ないのに、形やサイズなどがふぞろいなため市場にほとんど出回らず、食用にならない魚です。

こうした未利用魚をもっと活用しようと、福岡市のピエトロがタッグを組んだのが水産系ベンチャー企業「ベンナーズ」。

未利用魚を使ったミールパックを開発し、全国に販売しています。

◆ベンナーズ 井口剛志代表
「日本全国の水産業を盛り上げて、日本全国の方にもっとお魚好きになっていただける機会を創出したい」

◆ピエトロ 高橋泰行社長
「(ベンナーズは)非常に新しい切り口で、水産業・漁業の課題に取り組んでいて、私たちの普段馴染みのない、新しい食や魚を提案していただいた」

日本の魚食文化を守り、食資源の将来に貢献したいとの思いが一致したという両社。

ベンナーズの未利用魚を活用したピエトロのメニューは、すでに福岡と東京の店舗で期間限定で提供されています。

両社は今後、パスタソースなどでもコラボを進めたいとしていて、未利用魚の活用はさらに広がりそうです。

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