筑後警察署に車突入し炎上 車内に大量の“ガスボンベ”か 男の自宅では前日にぼや 福岡県

2023年05月26日

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25日に福岡県筑後市の筑後警察署に突っ込んだ車が炎上した事件、自ら車に火を付けてやけどを負った男は病院で治療を受けています。

事件から一夜が明け、警察は実況見分を行っていて、新たな事実も見えてきました。

◆記者リポート
「筑後警察署の上空です。炎上した車は現在も警察署の敷地内にあって、警察官が車内の様子を詳しく調べています」

全焼したワゴン車、当時の火の強さを物語っています。

26日、警察は実況見分を行いました。

事件が起きたのは、25日午後3時すぎ。

筑後警察署で25歳の男が運転していた車が警察車両に追突したあと、男は自分の車に火を付け車が炎上しました。

男自身もやけどを負い重傷となっています。

白昼の警察署で起きた驚きの事件、新たに2つの事実が明らかになりました。

25日に視聴者が撮影した映像です。

◆視聴者映像
「ガス危ない、離れろ!開けて、離れろ、ガスがある」

炎上する車から連続して爆発音が聞こえます。

警察官とみられる声が示す「ガス」が原因なのでしょうか。

現場に駆け付けたTNCのカメラにはガスボンベの破片のようなものが映っていました。

さらに26日、上空から撮影した映像の中にも、車内には大量のガスボンベのようなものが映っています。

◆現場近くにいた人
「(車の)中にガスボンベを積んでたんでしょう。20本積んでていたと人が言っていた。それが引火して『ボンボンボンボン』と」

改めて視聴者が撮影した映像を見てみると、たしかに「ボン」という音が連続して聞こえます。

警察は、火を付けた男がガスボンベを持ち込んだ疑いがあるとみて捜査しています。

さらに今回の犯行の動機につながる事実も見えてきました。

◆記者リポート
「車を運転していた男、前日に自宅でボヤがあったということです」

捜査関係者によりますと、ぼや騒ぎがあったのは筑後警察署での事件の前日でした。

さらに男は、このとき警察の聞き取りを拒否するような態度を取っていたということです。

◆現場近くにいた人
「(男は)金髪がかった感じで体格はよかった。上半身は裸同然で焦げていた」

現在も搬送先の病院で治療を受けているという男。

警察に何らかの恨みを抱いていたのでしょうか。

警察は、男の回復を待って逮捕する方針です。

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