妹を“殴り死なせた”警察官を懲戒免職 “寿司1パック万引き”警察官を停職6カ月処分 福岡県警

04月19日


福岡県警は、実の妹に暴行を加え死亡させたとして起訴された田川警察署の警部補を懲戒免職にしたと発表しました。

19日付で懲戒免職となったのは、田川警察署地域第三課の警部補・廣瀬守隆被告(57)です。

廣瀬被告は去年12月、北九州市門司区の実家で、実の妹の顔などを拳で何度も殴るなどの暴行を加え死亡させた傷害致死の疑いで逮捕され、その後起訴されていました。

犯行時、廣瀬被告は酒に酔っていて、「妹を殴ったことは思い出せない」と供述しています。

このほか、捜査第三課の男性警部補(43)は、今年1月末から2カ月間無断欠勤したうえ、3月、愛知県内で寿司1パックを万引きをした疑いで逮捕されました。

警部補は停職6カ月の処分を受けましたが、19日付で依願退職しています。

県警監察官室は「職員に対して指導を徹底し、県民の信頼回復に取り組む」としています。

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