“選挙ハラスメント”で書類送検 特定候補者を中傷疑い 福岡県議会議長が刑事告発 

05月09日


去年の福岡県議選で特定の候補者を中傷した疑いで、対立候補を支援していた男性が警察に書類送検されていたことが分かりました。

公職選挙法違反の疑いで8日に書類送検されたのは、福岡県筑後市に住む70代の男性です。

捜査関係者などによりますと、男性は去年4月投開票の福岡県議会議員選挙の期間中、支援する候補者の集会で、対立する候補者が農業関連団体が絡む土地の売買をめぐり不正行為に関与したという趣旨の発言をした疑いです。

被害を受けた候補者は当選し、県のハラスメント根絶条例を踏まえて、報告を受けた県議会議長が去年9月に刑事告発していました。

議長は、同様の中傷内容が書かれたビラがまかれたことも告発していて、警察は容疑者不詳で書類送検したということです。

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