警察署に車で突っ込み炎上 死亡の男を“殺人未遂”で書類送検 「車内でガソリンかぶって全身が燃えた」

05月10日


去年5月、福岡県筑後市の筑後警察署に車が突っ込み炎上した事件で、警察は10日、車を運転していた男を容疑者死亡のまま殺人未遂の疑いで書類送検しました。

殺人未遂の疑いで書類送検されたのは、すでに死亡し、事件当時25歳だった会社員の男です。

警察の調べによりますと、男は去年5月25日、筑後警察署の駐車場で、妻と警察官2人が乗った捜査車両に車で3回追突し、妻らを殺害しようとした疑いです。

妻らは逃げ出し無事でした。

男はその後、車内に火を放ち、搬送先の病院で死亡しています。

車内にはガスボンベ約80本とガソリンの携行缶が2缶あり、男は搬送時「車内でガソリンをかぶって全身が燃えた」と話していました。

夫婦は事件前からトラブルを抱えていて、事件前日に男が自宅に火を付ける事件が発生。

警察官が妻と現場確認に行ったところ男と居合わせ、その後、男が車で捜査車両を追いかけ事件を起こしたと言うことです。

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