首に包丁の刺さった８５歳の女性の遺体が山口県防府市の住宅で発見された事件で、６１歳の息子が殺人の疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、防府市の無職・中川達也容疑者（６１）です。

警察によりますと、中川容疑者は２月１日から３日までの間、自宅で、同居していた母親の裕子さん（当時８５）の頭などをエレキギターで複数回殴打し、さらに包丁で頭や首を複数回突き刺すなどして殺害した疑いです。

中川容疑者は２月３日、自宅付近で包丁と金づちを所持していたとして銃刀法違反の現行犯で逮捕されていて、逮捕後に自宅を調べたところ、首の後ろに包丁が刺さった状態で裕子さんの遺体が見つかっていました。

警察の調べに対し、中川容疑者は「おおむね間違いないが、包丁で頭部を突いていない」と話しているということです。

警察は詳しい動機を調べています。