北九州市の老人ホームで男性2人が死亡した事件で入所者の70歳の男性が別の入所者を殺害したあと自殺したとみられることがわかりました。
24日午前、北九州市小倉南区徳力にある養護老人ホームの部屋で男性2人が死亡しているのが発見されました。
死亡したのはこの部屋に入居する永川毅さん(79)と別の部屋に入居する70歳の男性です。
永川さんには首に、70歳の男性には腹に傷があり、司法解剖の結果、死因はいずれも失血死でした。
警察によりますと現場周辺の防犯カメラの映像などを調べた結果、第三者の介在は確認できなかったということです。
現場からは刃物が押収されていて警察は70歳の男性が永川さんを殺害したあと自殺したとみて当時の状況をさらに詳しく調べています。