◇ソフトバンク1-2オリックス（3日・ペイペイドーム）

4位ソフトバンクが首位オリックスとの直接対決3連戦の初戦を落とした。ゲーム差は再び6に拡大し、直接対決は残り7試合。4日も敗れると自力優勝の可能性が消滅する。

　オリックス先発は今季4度の対戦で3勝（2完封）を献上している山本。難敵相手に対戦打率5割（12打数6安打）と好相性の松田を初めて2番に、接戦を想定して遊撃には今宮を4試合ぶりにスタメン起用して臨んだ。少ない好機を生かせないまま7回まで無得点に抑えられたが、8回に4番栗原の同点打が飛び出した。

　しかし1-1の9回、板東がピンチをつくりジョーンズに勝ち越し打を献上。森、モイネロ、岩嵜が離脱中で抑え不在の課題を露呈し、その裏の攻撃で得点できず引き分けも勝利も逃す結果となった。