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九州大学箱崎キャンパス・近代建築遺産2

~旧応力研生産研本館・応用物質化学機能教室編~
第二回目は、門を入ってすぐに目につく建物、旧応力研生産研本館です。この建物は大正14年に 法文学部本館として建てられたものです。曲線を用いた造形で柔らかい印象を与える建物です。また、独特の装飾と堂々とした風格のあるセセッションで渦巻き模様が特徴です。上空から見てみると中庭を備えていた事がわかります。

次に紹介するのが昭和2年に建てられた応用物質化学機能教室です。昭和初期の鉄筋コンクリート構造の建物で茶色のタイル張りです。ただ、戦時中の空襲から避ける為、迷彩塗装がされた際の塗料の跡が残っており時代の流れを感じます。建物上部にはデザインが施され陰影によって、見る時間で表情が変わります。内部の装飾にはステンドグラスが用いられています。

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