７日未明、福岡県内でストーブが出火原因とみられる住宅火災が相次ぎ、あわせて男女３人が病院に搬送されました。

警察によりますと、７日午前０時半ごろ、福岡県春日市岡本で「建物から炎が出ている」と近隣住民から消防に通報がありました。

火は木造平屋建ての住宅６５平方メートルを全焼し、約１時間半後に消し止められました。

この火事で、住人の９０歳の男性が顔にやけどを負い、病院に搬送されました。

軽傷だと言うことです。

男性は、警察に対し、「灯油の臭いはしたが、ストーブをつけたら火が出た」と話しているということです。

また、７日午前０時半ごろ、福岡市城南区片江で木造２階建ての住宅を焼く火事があり、この家に住む母親と息子が煙を吸い、病院に搬送されました。

いずれも軽傷です。

警察に対し、親子は「ストーブに火を付けたまま給油したら火事になった」と話しています。