北九州市・武内市長 自民市議から“同じ目線ではない” 市議会で早くも厳しい質問

2023年03月13日

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武内市長の対応が注目される北九州市議会で、13日、一般質問が始まりました。

最大会派の自民党市議からは、早くも厳しい質問が。

13日に始まった北九州市議会の一般質問。

自民党の市議は、まず、武内市長が公約として掲げ議会に提出した、市長の給与1割カットの条例改正案について、真意を問いただしました。

◆自民党・無所属の会 中村義雄市議
「報酬見直しを要請するのであれば、その前に自らの退職金を廃止や、厚生年金を受け取らないなど、議員と条件をまず合わせて議論をと思いますが、見解をお尋ねします」

◆武内和久市長
「報酬や手当などにおいて、市長と議員に違いはありますが、まずは私自身の給与1割の削減を実現させていただきたい」

『同じ目線』での給与減額を市議会へ将来的に求めている武内市長。

一方で、市議が指摘するのは『手当の違い』です。

例えば、市長は1期約2600万円の退職金を受け取ることができるものの、市議はゼロ。

『同じ目線とは言えない』との主張です。

◆武内和久市長
「ご承知の通り、退職手当に関して、公約ではなんら言及をしておりません」

◆自民党・無所属の会 中村義雄市議
「聞きましたね?市長の態度が、だいたい分かったと思います。私たちも退職金もらってないんですから、もらわないようにしたらいかがですか?『同じ目線』じゃないですか、ということです。ちなみに北橋市長は一期目はもらっていません」

事務方の書類を見ながら答弁することが多かった武内市長。

是々非々で臨むとした市議会と、改革の具体策を巡る議論が、今後本格化しそうです。

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