入札結果“非公表”の福岡・大任町 4月から一転“公表”へ 理由は「暴力団の組長らが逮捕された」

2023年03月14日

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福岡県大任町が公共工事の入札結果を非公表にしている問題に動きです。

町長が14日に会見し、4月から公表を再開すると発表しました。

◆永原譲二 町長
「本年4月1日から入札結果の公表を再開することといたします」

大任町の永原譲二町長は、2021年7月から非公表としてきた町発注の公共工事の入札結果を、4月分から公表再開すると、14日、明らかにしました。

落札業者名や金額など入札結果の情報は、公正な競争のため、法律で公表が義務付けられています。

ところが、町は「反社会勢力などから町民の命を守るため」として非公表とし、国交大臣や福岡県の服部知事からは「違法」と指摘されていました。

これまでと一転、公表することにした理由は…

◆永原譲二 町長
「指定暴力団の組長ら3人が暴力行為法違反容疑で逮捕された」

警察は3月7日、大任町の土木建築業者の男性を脅した疑いで、指定暴力団太州会系の組長ら3人を逮捕しました。

町はこれで町民の不安を拭うことができたとしています。

入札結果は今後、町役場の掲示板で公表されますが、これまで非公表としていた約1年8カ月分の公表のあり方は別途検討することにしています。

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