福岡・鹿児島3児死亡 2審も父親に無期懲役判決 高裁「大翔くんの主たる死因は外傷性ショック」

2023年03月24日


福岡県飯塚市と鹿児島市で子供3人の遺体が見つかり、殺人などの罪に問われた父親の控訴審で、福岡高裁は1審の無期懲役判決を支持し、控訴を棄却しました。

判決によりますと、住居不定の無職・田中涼二被告(43)は、2021年2月、鹿児島市内のホテルで長男の蓮翔(れんと)くん(当時3)と長女の姫奈(ひな)ちゃん(当時2)の首を絞めるなどして殺害したほか、2021年1月以降、福岡県飯塚市の当時の自宅で、養子の大翔(ひろと)くん(当時9)に繰り返し暴行を加えて死亡させました。

1審の福岡地裁は「幼い子供3人の命を奪ったのは重大で、短い生涯を終えた3人の無念さは計り知れない」などとして無期懲役の判決を言い渡しました。

これに対し田中被告は大翔くんの死因は「肺炎」だと主張し、量刑不当を訴えて控訴していました。

24日の控訴審判決で、福岡高裁は「大翔くんの主たる死因は外傷性ショック」だったとして一審判決を支持し、控訴を棄却しました。

田中被告の弁護側は、上告について「本人と話して決定する」としています。

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