「福岡大名ガーデンシティ」開業 ファッションやグルメの発信拠点 “激戦区”美容室向けの会社も

2023年04月06日

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旧大名小学校跡地の「福岡大名ガーデンシティ」商業フロアの一部が6日、オープンしました。

ファッションやグルメだけでなく、新たなビジネスチャンスを生み出す場所としても期待されています。

ほぼ垂直に切り立つガラスの壁。

ビルの入り口に設置された巨大なデジタルサイネージ。

福岡市が進める再開発促進事業「天神ビッグバン」の目玉の一つ、地上25階建ての「福岡大名ガーデンシティ」です。

商業フロア「ビオスクエア」のコンセプトは「街なかで出会うGARDEN GATE」。

6日は九州初出店となるイタリアのファッションブランド「N°21(ヌメロ・ヴェントゥーノ)」など3店舗が先行オープンしました。

この他にも、飲食店を中心に西日本初出店の5店舗を含む15店舗が6月8日にオープンする予定です。

◆積水ハウス 宮島一仁 マンション事業本部長
「新たなイノベーションを生み出そうとしている企業、海外に向けて挑戦しようとしている企業にとって、ビジネスチャンスを生み、成長につながっていくと考えています」

福岡大名ガーデンシティでは4月からオフィスエリアも稼働しています。

こちらは、ビルの7階に入居している「ミルボン」。

美容室向けにヘアカラーやシャンプーなどを販売していて、福岡大名ガーデンシティの誕生に合わせて移転してきました。

◆ミルボン 福岡営業所 藤原将器 所長
「大名に美容室が集中していて、(近い場所への移転は)すごく意味があった」

オフィスには取引先の美容室の美容師が自由に使用できるトレーニングスタジオなどもあります。

◆ミルボン 福岡営業所 藤原将器 所長
「このビルで美容師が学ぶことですごくいいインスピレーションを与えて、学習の質が上がる。それが1番の目的」

天神地区に新風を吹き込む福岡大名ガーデンシティ。

見どころはほかにもー

◆記者リポート
「こちらはカンファレンス施設のロビーです。開放感のある吹き抜けが特徴になっていて、ラグジュアリーなんですが、落ち着いた空間となっています」

タワーの3階と4階に位置している「ダイミョウカンファレンス」。

最大430人を収容できる会議室のほか、高級感のある空間と機能性を兼ね備えたボードルームもあり、企業の研修や商談にも活用できます。

福岡市はこの場所を活用して、国際会議の誘致もより積極的に進める方針です。

天神ビッグバンの目玉の一つ「福岡大名ガーデンシティ」。

ファッションやグルメの発信拠点に加え、新たなビジネスチャンスを生み出す場所としても注目されます。

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