「メンタルタフネスの作り方」
田中ウルヴェ京（スポーツ心理学者）

メンタルタフネスは「心理的な強さ」です。そして、メンタルタフネスを説明するキーワードはコントロール（調整）とコンシスタンシー（一貫性）の二つ。メンタルトレーニングでは、対話を通して、日々抱く様々な感情を調整する自分ならではの方法を知り、どんな最悪な状況でも「最低限の自分」を出せる力をつけていきます。人は目標だけでは力が発揮できないことが研究で明らかになっています。そこで大切なのが「目的」を整理すること。目的を確認して言語化することが目標に向かい続ける力となります。ボクシングの村田諒太選手は半年間に及ぶメンタルトレーニングを経て、様々な感情を背負いながら素の自分でしっかりと戦う姿を見せてくれました。「私の人生は、私に何を求めていますか？」みなさんも考えてみてください。

講師／田中ウルヴェ京（スポーツ心理学者）
司会／北村花絵（テレビ静岡アナウンサー）
手話通訳／石川ありす

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