大分県宇佐市の宇佐養魚株式会社代表。ドジョウの無泥養殖を民間で初めて成功させ全国各地へ出荷している。生産量日本一を誇る。
宇佐市では日髙のドジョウを使った様々な料理を楽しむことができる。さらに若い世代にも食文化として知ってもらうため、市内の小中学校にドジョウを提供。人気の給食メニューとしても親しまれている。
無泥養殖で育てたドジョウを宇佐から全国へ出荷する日髙。浅草で200年続く老舗「駒形どぜう」もその一つ。はじめは料理長から指摘をされた“ぬめり”の弱さだったがエサなどを研究。再度出荷でお墨付きをもらう。
24歳の頃、母の実家のある宇佐市の山間地域で養殖業を志した日髙。様々な魚種での養殖を試みてドジョウに出会う。同じ時期、大分県が無泥養殖法を開発。民間で初めて成功させ、現在生産量日本一を誇る。
大分県宇佐市でドジョウの「無泥養殖法」取り入れ、この土地ならでは温泉水を使い約50万匹を養殖。全国へ出荷している。宇佐市では泥の臭みないドジョウを使った絶品料理が楽しめる。
優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。1月の匠は、大分県宇佐市の日髙暁彦さん。全国でも珍しいドジョウの無泥養殖の先駆け。臭みのないふっくらしたドジョウを育てる匠。ぜひご覧ください!