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匠の蔵 ―HISTORY OF MEISTER―

「匠の蔵」~HISTORY OF MEISTER ~
「匠」達の技を確立するまでの生い立ちはどのようなものだったのか。
どのような苦節を経て今に至るのか。

彼らが繋いできたもの、未来へ繋ぐものは何なのか。

紹介した匠たち

中臣一

中臣一

大分県の伝統工芸である竹細工をバンブーアートへと昇華させた竹藝家。

  • 2023年07月30日(日) 21:54 ~

    中臣一

    竹の可能性

    中臣が近年力を入れているのが、ホテルのロビーなどの建築物に常設するための作品だ。オーダーの際にあるのは建物の設計図だけ。空間と調和しながら作品が埋もれることなく存在感を出すことが大事だという。工房を飛び出し、美術館、ギャラリーに収まり切れない、中臣の最新作を見る。

  • 2023年07月23日(日) 21:54 ~

    中臣一

    自由だから難しい

    中臣は竹工芸を身近に感じてもらうため、やさしい竹の編み方を考案し、作品作りを体験するワークショップや地元の小学校でも特別授業を開いている。バンブーアートには設計図も完成図もない。どの状態を完成とするか自分で決めることが難しいという。「竹玉」の制作風景をのぞいた。

  • 2023年07月16日(日) 21:54 ~

    中臣一

    大分から世界へ

    2002年秋、転機が訪れる。アートプロモーターのロバート・コフランドとの出会いだ。コフランドは国内でも無名作家だった中臣の作品を高く評価し、アメリカをはじめ、各国に紹介していく。大分の竹細工がバンブーアートへと昇華した瞬間だ。アメリカ・サンタフェと結んで当時の話をコフランドに聞く。

  • 2023年07月09日(日) 21:54 ~

    中臣一

    竹に執着する

    中臣が管理・栽培する竹林で竹との馴れ初めと修業時代を聞いた。2000年、大学卒業後、両親の反対を押し切って大分県立竹工芸訓練センターに入学。30人の同級生で今も竹の仕事を続けているのは3人だけ、厳しい世界だ。その後師事した師匠からは竹に執着しろと教えられた。当時の思いを「竹に恋していた」と振り返る。

  • 2023年07月02日(日) 21:54 ~

    中臣一

    吉祥を形にする

    大分県の伝統工芸である竹細工をバンブーアートへと昇華させた竹藝家、中臣一。竹田市の工房を訪ね、新作を紹介する。中臣は日常からインスピレーションを得て制作する。テーマは娘の誕生、取り巻く自然など様々だ。中臣が竹田に転居した年、水害が起こった。これを機に人々の平安を祈る作品も作り始めた。

  • 見どころ

    中臣一

    優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。7月の匠は大分県竹田市の中臣一さん。伝統工芸だった竹細工をアートへと昇華させた竹藝家です。竹の可能性を広げるその作品をぜひご覧ください!

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