沖縄県石垣島で、島特産の『石垣牛』を育てブランド化を成功させ、焼肉レストラン・牧場を営む。
匠は『石垣牛』と共にスタッフも育てている。肥育場では鹿児島県徳之島から、繁殖場では関西から、スタッフが門を叩き、牛を産ませ育てる技術を学んでいる。匠は志を持って取り組む者を応援する。
石垣島の暖かい気温と潮風は、牛のエサとなる青草の生育に適している。糖度が増しビタミンも豊富。石垣島は古くから全国のブランド和牛の生産地だったのだ。そして今、新たな取り組みも…
2000年「九州・沖縄サミット」の晩餐会に『石垣牛』を納入し、美食家の各国首脳をうならせた匠。東京、大阪で料理や和牛の基礎を学び、縁あって石垣島で牧場を経営。『石垣牛』を世界へ発信する。
「ゆいまーる牧場」の肥育場では、400頭の石垣牛たちが健やかに育っている。また繁殖場には、60頭の母牛がおり、年に1回子牛を産んでくれる。匠は、牛たちと共に暮らし、牛たちに感謝する。
石垣市内の繁華街にある匠の店を訪ね、自慢の『石垣牛』を食す。雌牛のみ、通常肥育期間は2年のところ、ここでは3年。熟成されて旨味が凝縮された「石垣牛 KINJO BEEF」のお味は?
優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。6月の匠は、沖縄県石垣市の金城利憲さん。石垣島で島特産の『石垣牛』を育てブランド化に成功、焼肉レストラン・牧場を経営する匠の“志と技”、ぜひご覧ください!