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匠の蔵 ―HISTORY OF MEISTER―

「匠の蔵」~HISTORY OF MEISTER ~
「匠」達の技を確立するまでの生い立ちはどのようなものだったのか。
どのような苦節を経て今に至るのか。

彼らが繋いできたもの、未来へ繋ぐものは何なのか。

紹介した匠たち

谷口祐次郎

谷口祐次郎

佐賀県重要無形文化財の指定を受ける「名尾手すき和紙」をつくる和紙職人。江戸時代から300年続く技術と伝統をひとり継承している。

  • 谷口祐次郎 2022年05月22日(日) 21:54 ~

    2022年05月22日(日) 21:54 ~

    谷口祐次郎

    文化を受け継ぐ責任

    2021年8月、佐賀県地方は記録的な豪雨に見舞われた。谷口の工房、自宅とも甚大な被害を受けた。土石流に追われ、いったんは家族で非難したが、雨が降り続く中、紙漉きの道具を守るため工房に戻った。代々受け継いできた道具は、今では作れる職人がいない。

  • 2022年05月15日(日) 21:54 ~

    谷口祐次郎

    ペーパーレス時代が紙の価値観を変えた

    名尾手すき和紙は障子紙や提灯用の紙として重宝されてきたが、昭和の終わり、生活様式の変化で和紙の需要が減り売れなくなった。ある日、失敗して丸めた紙を見た客の一言が谷口を変えた。「味があって良い」これまで薄く均一の紙を漉く技術を追求してきたが、厚みを変え、デザインを施すことでインテリアとしての和紙を確立する。

  • 2022年05月08日(日) 21:54 ~

    谷口祐次郎

    自分の仕事に納得しない

    名尾手すき和紙6代目にあたる谷口の師匠は、父親の谷口進。80才で引退する際「とうとう上手にならなかった」と漏らした。谷口も自分の仕事に満足したことがないという。満足しないことが次の仕事の糧へと繋がる。

  • 2022年05月01日(日) 21:54 ~

    谷口祐次郎

    職人を貫く

    谷口は地元、背振山麓の自然を漉きこむことで、和紙をインテリアに変えた。野に咲く花、広葉樹の葉など素材は様々だ。自分を表現する「芸術家」でなく、「職人」でありたいという。作品を手にする客が満足すること、客の注文に応えることに誇りを感じる。

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