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旅日記

2012.05.25

故郷に凱旋!? '12/05/25 放送

最近 感情の浮き沈みが激しく、人生いつも空回りのゴリけんが担当します。
今回の依頼は水俣にある懐かしい駄菓子屋さんのおじいちゃんとおばちゃんの笑顔の写真!
なんか、ほっこりする依頼です!

しかし僕には一抹の不安がよぎりました。
水俣といえば熊本県の南部、僕の故郷である八代市日奈久が通り道にあります。
こんなチャンスをあの悪魔2人が見逃すわけはありません。

早速、「行こうか?」とぺぺが切り出し、番組の流れは行って当然の流れに…
斉藤は斉藤でミッションは水俣市なのに、高速を平気で途中で降ります。
正直いいますが、うちの親父は「厳格」の一言に尽きるザ・九州男児です。
今でこそ引退してますが、過去には八代の剣道連盟の会長を務めた猛者です。
正真正銘の武道家です。

「いきなり行って、大丈夫かな…」
そんな不安を抱えつつ、ゴリパラ号は日奈久に到着
我が故郷「八代市日奈久」は、温泉とちくわで有名な街。




ここは何としても福岡の皆さんに日奈久の魅力を紹介しなくては!と力が入ります。
しかし事あるごとになぜか失敗…完全に空回りしちゃいました。
しかも故郷ならではの、地元の方の大歓迎やノスタルジーな再会、淡い恋の思い出などもなく…
まぁそんなもんですよ…
分かっていますよ。
凱旋帰郷を期待した僕が愚かだった事ぐらい…
でもちょっとはと思いたいじゃないですか…

そして問題の実家へ。
意外にも親父の機嫌がよかったのが救いでした。

母に、町田家の不良債権扱いされたぐらいで済むなぁと思っていた所
ぺぺが「成長した証にギャグを…」
ありえない地獄のフリをしてきます。
しかし振られた以上やらない訳にはいけません。
そして、両親前で渾身のギャグを披露。
すると親父が…
「今のなに?」

真摯な眼差しで説明を求めてきました。
僕は、あの視線をしばらく忘れる事ができないでしょう。
しばらく実家には帰れそうにありません。


実家を後にして、八代市街への移動中
親父からのメールが「シャンソン(スナック)希望なら連絡しろ!」と

このメールを僕なりに解説しますと
パラシュート部隊は僕の結婚式の司会をしてくれて
トミさん(ゴリパラ担当ディレクター)が結婚式用のVTRを作ってくれたのを
僕が話していたので、親としてそのお礼がしたいらしいのです。
しかしお礼がスナックご招待とは…親父らしいの一言です。
食事を済ませ、親父行きつけのスナックシャンソンへ。

すると、親父から電話がかかってきて…斉藤がでると
「お父さんが好きなだけ飲めって!」
さすが九州男児…男前です。

僕に対しては、男気しか見せない親父ですが
芸人になった頃は心配していたというスナックのママの話を聞いて
感じるものがありました。
そんな気持ちは子供には微塵も感じさせなかったのに…
これが親というものなんでしょうね…
僕も親になって初めて身にしみて分かりました。

あっちなみにスナックシャンソンは
音響がいいので是非行ってみてください。


そして二日目は水俣に向かいつつ、熊本南部の海辺スポットを丸かじりです。
海を目の前にたくさんのレジャー施設がありますが、
斉藤が今回、目立ってないという理由だけで無理やりレジャーに夢中ぶったのは
腹立ちましたが、家族連れにはオススメなスポット満載でした。







そして水俣へ!ここはチャンポンが有名です!
ぼくらは貝汁海里のあさりのタップリ入ったあっさりチャンポンを頂く事に。
さすがはご当地グルメ!バリうまです。
ふと隣を見ると斉藤はあさりが苦手ということで普通のチャンポンを頼んでいました。
まったくいろんな所で人に気を遣わせて…いちいち流れを止める男です。




そしていよいよ駄菓子屋さんへ!
昔懐かしい感じいっぱいです。


ゲーム機も昔のまんま。これが超高難度。
さすがは昔のゲーム。甘えやヘルプは一切ありません。超シビアです。
若いパラシュートはすでに心が折れかけていました。


しかし、そこは私ゴリけん!
だてに芸歴16年ではありません。
粘り腰と諦めの悪さには自信があります。
みんなお土産を選ぶ中、ミラクルでクリアしてやりましたよ!


帰り際の小学生が「いや~いいもん見たわ」と呟いて帰っていったのは一生忘れません。
きっとあのゲームをクリアした伝説の男として語り継がれる事でしょう。

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