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これまでの放送内容

2018年4月10日(火)

生きつづける 後編

末期がんと闘いながら、残された時間を前向きに生きようとする押し花作家と、彼女を全力で支える緩和ケア病棟スタッフの献身…。生きつづけることの意味を考える命の物語。

當間光江さんは、沖縄を代表する押し花作家。
2017年2月、糸満市にある友愛会・南部病院の緩和ケア病棟に入りました。彼女は乳がんの影響で脊髄が麻痺しており、6月初旬には呼吸困難の感覚にさいなまれていました。本人の希望で、眠るための強い薬を投与し意識レベルを下げる「鎮静」と言われる医療処置(緩和ケア医療のガイドラインにそった処置)が取られました。昏睡状態になってその後、もう目覚めないのでは…と予想されたのですが、光江さんは翌朝から驚くほどの回復を見せます。そしてカメラに向かって、大切なメッセージを語り始めたのです。
『ここは死ぬ場所じゃない。生きつづける場所』。
化学療法をあきらめ、「もう終わり」と思って移った緩和ケア病棟で、光江さんは新たな希望を与えられました。最後の時まで生きつづけるという前向きな意識が、これほど素晴らしく尊いものであるかをあらためて知らされます。
緩和ケア病棟で患者や家族、医療スタッフらが共に歩む姿を見つめ、生きつづけることの意味を考える、命の物語です。

出演者:【ナレーション】 平良いずみ(沖縄テレビアナウンサー)

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

次回放送内容

OA:2024.04.28(日)

 九州文化学園高校女子バレーボール部と言えば、春高・インターハイ・国体の高校3大大会で、15回日本一に輝いた実績を持つ名門校。ところがチームを率いる井上博明監督が、2023年3月を持って九州文化学園を定年退職することが分かる。  当時の1・2年生17人は、バレーの技術のみならず、人間としても成長したいと、井上監督が新たに外部指導者として就任することになった県立西彼杵高校に転校する決断をした。県教育委員会も「特別な事由」にあたるとし、選手たちは転入試験を受け無事、合格。選手たちは保護者や地域の人たちとともに、共同生活を送る寮を整備。新入生5人も加えて22人での西彼杵バレー部がスタートした。  転校した生徒は半年間、高体連主催の大会に出場できないなど、彼女たちを取り巻く環境は決して楽なものではない。彼女たちはときに葛藤し、ときに涙を流しながらも、前を向いて練習に打ち込む。  ついに巡ってきた全国大会出場のチャンス。一筋縄ではいかない大会で、彼女たちは勝利をつかめるのか・・・

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