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これまでの放送内容 -サガテレビ(STS)-

2024年3月5日(火)

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素のままの卵を!~3年目養鶏農家の挑戦~

伊万里で経験ゼロから養鶏を始めた若者たち。栄養満点の卵を通して、自分たちの表現に挑む農園スタッフたちがいました。

20代の若者たちが始めたベンチャー企業は「養鶏」。佐賀県伊万里市に設立3年目の「素エコ農園」があります。鶏を放し飼いにして、自然由来の餌だけを与える飼育方法を実践し、味の評判が広がっています。
始めたのは松本啓さん、現在27歳。大学卒業後、未経験のまま農家となり、理想とする「環境に優しい農業」養鶏を始めました。そんな彼を「面白い」と同級生が2人、同じく興味をひかれた妻が入社。この主要スタッフ4人で農園を運営しています。誰一人経験者はなし。
青春時代を過ごした伊万里で面白いことを発信したい。願いは「田舎にこんな卵があるのか!」とみんなを驚かせること。毎日泥だらけになりながら、うま味と栄養と夢をたっぷり詰め込んだ卵を採っています。

出演者:【ナレーター】酒匂美代 【ディレクター】清水貴嗣 【プロデューサー】鵜木健(テレビ西日本)         徳渕知子 【制作協力】エスプロジェクト 【制作著作】テレビ西日本 サガテレビ

制作局サガテレビ(STS)

2024年1月30日(火)

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お笑い県職員 ~舞台に上がる理由~

お笑いコンビ「今日もさが日和!」本業は芸人ではなく県職員。佐賀愛あふれる漫才を披露するが舞台に立つ理由は佐賀の魅力発信だけではない。県職員コンビの挑戦を追った。

お笑いコンビ「今日もさが日和!」はボケ・斉藤考生(39)と古賀大裕(40)のアラフォーコンビだが、まだ結成1 年目。ボケとして佐賀の豆情報を散りばめ、ツッコミは叩かず言葉も優しく「誰も傷つけない漫才」を芸風としている。実は“今日もさが日和!”は本業が芸人ではない。2人は佐賀県職員、担当分野は児童福祉。なぜ県職員が漫才師として舞台に上がるのか。休み時間や休日にしか活動しない県職員漫才師の挑戦を描く。

制作局サガテレビ(STS)

2023年11月7日(火)

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鬼のカタチ~伝統を繋ぐ木彫刻師~

佐賀県を代表する民俗芸能面浮立。舞いを奉納するときに使う鬼の面を作る杉彫5代目小森恵司さん。伝統が薄れつつある中、後世に繋ぐために奮闘する木彫刻師の姿を追う。

鬼の面をつけ、勇壮に舞う面浮立。佐賀県を代表する民俗芸能のひとつで、その歴史は300年以上とされています。鬼の面を代々作る杉彫5代目小森恵司さん。いろいろな鬼のカタチがある中、人々を守ってくれる「面浮立の鬼」を作るために、代々、技術が伝わってきたといいます。
今、面浮立の面を作る職人は佐賀県で3人のみ。小森さん以外は70歳を超えています。鹿島市の26地区で行われてきた面浮立も、今では半数の13地区に減っているのが現状です。
薄れつつある伝統に大きな影響を与えたのがコロナ。空白の3年間は、ぎりぎり繋ぎとめてきた伝統の継承をさらに困難にする期間でした。このままでは地区の伝統が消えてしまう。行成地区の人々は、新たな面を作り、4年ぶりに面浮立を奉納することを決めました。
面づくりに懸命に励む小森さんと面浮立の練習を再開する行成地域の人々の姿を追いました。

制作局サガテレビ(STS)

2023年10月10日(火)

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今、私が感じる光

白血病闘病中に視力の大半を失った牧野愛菜さん。4月からは親元を離れて大学へ。障害者スポーツや情報技術の勉強など「希望」という光を感じながら強く生きる姿を描く。

佐賀県立盲学校高等部3年生の牧野愛菜さんは、5年半ほど前に急性骨髄性白血病を患う。さらに抗がん剤治療中に感染症にかかり、視力の大半を失って「弱視」に。残された視野は右目の端だけで、光を感じることはできるがぼんやりとしか見ることができない。白血病の治療終了後、後天的な障害を受け入れられない日々が続くが、ある日「変わらない現状を引きずり、大切な時間を無駄にしたくない」という考えに至る。小学3年生から白血病で入院するまで卓球教室に通っていたことから、盲学校入学後に視覚障害者向けの卓球「サウンドテーブルテニス」を始める。また「将来はパソコンを使った仕事をしたい」との思いから、4月からは茨城県にある視覚・聴覚障害者向けの国立大学に進学し、情報技術を学ぶ。同居する家族は離れ離れになる寂しさを抑えながらも、その挑戦を応援。障害者スポーツや夢に出会い「希望」という光を感じながら強く生きる牧野さんの姿を追う。

制作局サガテレビ(STS)

2023年7月18日(火)

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ようこそ長助村へ

武雄市山内町の小高い山の中にある自然体験塾「長助村」。薪を使ってご飯を炊き、お風呂を沸かすなど自分スタイルを貫く長助さんの生き方、自然との向き合い方とは。

佐賀県武雄市山内町に自然体験塾「長助村」があります。長助さん(74歳)の生活の場であり、訪れた人たちに自然を感じてもらう場です。
長助さんの住まいは、小さな山の中に作ったコンテナハウス。薪を使ってカマドでご飯を炊き、お風呂を沸かすという日常生活の中で電気はほとんど使いません。洗濯には雨水を使います。「ボタンひとつで何でもできる便利な世の中だけれども、少し手間がかかってでもこのようなことをすれば地球に優しいのでは。生きるためには少し苦労もしないといけないのでは。それを皆さんに伝えたい」と長助さんは言います。
自然体験塾では、カマドでのご飯炊き、ピザやバウムクーヘン作りなどができます。火を見たり、汗をかいたり、風の気持ちよさを感じたり。癒される五感を大切にしてほしいという長助さん。地震や洪水などでライフラインが止まった時、長助村で体験したことを思い出して生き抜いてほしいとも話します。
うっそうと生い茂る山々の状況を懸念している長助さんは、裏山を整備してオートキャンプ場を作ることにしました。緑の中で癒されながら、自然のことを考えるきっかけにしてほしいという思いが募ったからです。自ら手掛けるキャンプ場作りは5か年計画。長助さんの手間をかけた挑戦はまだまだ続きます。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2024.04.21(日)

外平友佳理さんは北九州市在住の日本でも珍しいフリーランスの獣医師だ。動物園獣医師として20年以上の経験を持ち、ハムスターからライオンまでフリーランスとして多くの動物を診察し、たくさんの病症例を診てきている。現在、7つの動物園や動物飼育施設に依頼されて定期的に通っているが、経験の浅い獣医師しかいないところでは彼女が力を発揮する。若い獣医に対して、少しでも自分の知識と経験が役に立てばと考えている。またフリーランスになってから、個人の依頼も受けることができるようになった。「犬猫しか診ない」と動物病院で断られていた大型のペットも往診に行く。今回、外平さんには大牟田市動物園に気になる動物がいた。高齢のホワイトタイガーが弱ってきていたのだ。また飯塚市のピクニカ共和国と一緒に新しい試みとして1日獣医体験を始めた。そこで出会った小学生の少女が助手になる。“人と動物が共にしあわせに暮らす”という夢を実現するため、歩み続けるさすらい獣医師、外平友佳理さんの3年間を見つめた。

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