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これまでの放送内容

2023年2月14日(火)

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それでも、前へ。

2022年台風14号の土砂崩れで崩壊した牛舎から1頭だけ奇跡的に救出された一頭の仔牛。「奇跡の仔牛」を授かった或る農家の「生きる」を描いた記録。

高千穂町上岩戸(かみいわと)地区。急峻な地形にへばりつくように棚田が広がる鄙びた山里。人々は農業を営みながら細々と生活している。2022年9月18日。畜産業を営む佐藤征弘(ゆきひろ)さんに悲劇が襲った。台風14号の襲来で裏山が崩壊、自宅の隣にある牛舎を丸ごと飲み込んだ。牛舎には6頭の牛がいた。誰もが悲観していた作業4日目、1頭の仔牛が無傷の状態で救出された。その模様がニュースで放映され「奇跡の仔牛」といわれるようになった。佐藤さんは三代続く畜産農家。仔牛を育てる繁殖農家として生計を立てていた。しかし今回の台風の被害で全てを失った。今回の台風で宮崎県は「激甚災害」の指定を受けたが、個人農家の被害について補償される見込みは極めて低い。高千穂の畜産農家は家族経営が主体で、牛の繁殖・肥育の状況で1年のサイクルが決まっていく。牛と共に生きてきた佐藤さんが再び肥育農家として歩み始めることが出来るのか。

制作局テレビ宮崎(UMK)

次回放送内容

OA:2024.05.05(日)

人も寄り付かないほど暗いシャッター商店街を見事に再生し、通りに「あかり」を灯した人物がいる。一級建築士・田村晟一郎さんだ。そんな彼に新たな依頼が舞い込んだ。地域の子供たちに愛されてきた玩具店跡地に子育て支援施設を移転させるという計画だ。ただの移転ではなく、通りに賑わいを生み出す場所を造りだすことが彼が担うプロジェクト。彼はなぜ商店街と向き合うのか。そして彼が考える、商店街の生きる道とは?「ドキュメント九州」はFNS九州8局が一丸となって地域の人々を想い、寄り添いながら新しいドキュメンタリーの形を提案していきます。

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