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2009年9月13日(日)

幸福な貧乏人 ~刀匠 松葉國正~

平安時代末期に生まれ、人を殺す武器として使用されてきた日本刀。

刀剣類の中で最強・最高峰の呼び声も高く、またその美しさから美術品としての評価も高い。そんな日本刀を作り続けている匠が宮崎県日向市にいる。宮崎県日向市に住む、松葉一路(刀匠名:松葉國正)。昨年の新作名刀展で日本美術刀剣保存協会会長賞を受賞し、日本一に輝いた名匠である。かつては、別の夢を追いかけてアメリカへ渡ったこともあった。しかし挫折して帰国。

その後、居合の作刀依頼で訪ねた刀匠へ弟子入りし、刀鍛冶としての道を歩み始めたのが26年前。以来500振以上の刀を作ってきた。「決して儲かる仕事ではないが、刀作りはすごく面白いですよ」自身の職業を「幸福な貧乏人」という言い方で表現する松葉。100年に一度の大不況と言われる今、刀作りにすべてをかける刀匠のこだわりとは。また、そこまで人を魅了する日本刀の魅力とは。「デジタル」が日々進化を遂げる中で、昔から変わることのない「アナログ」な匠の技やこだわりを通して、日本刀の文化的価値を再確認する。

制作局テレビ宮崎(UMK)

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