Smart Ad Sales

SASは各種のテレビ視聴データを基に「15秒CMを1本単位」で購入できるテレビCMの新たなバイイング手法です。 キャンペーンのタイミングに合わせて、エリア、放映日時、番組、本数、金額など欲しいCM枠を欲しいときに、欲しい分だけ自由に購入できる為、ターゲットや状況に合わせて、細かく放映プランを検討いただけます。

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導入事例ーSHOWCASEー

すべての人の「美しくなりたい」に応えるべく、確かな技術と最新の美容医療をリーズナブルな価格でご提供している『TCB 東京中央美容外科』は、全国各地にクリニックを展開し、急成長を続けています。その中でも若手マーケターとして異彩を放つ石川さん。豊富な知識と深い洞察力で本質を捉える若手マーケターが考える「SASの魅力」とは?

御社の事業内容について教えてください。

TCB 東京中央美容外科(以下TCB)は全国に77院(2022年10月現在)を展開している美容外科グループです。二重整形を主力に、クマ取り、小顔糸リフト、鼻整形、脱毛、豊胸など幅広いメニューを取り揃えています。美容外科業界の中では比較的新しく、2014年に創業して以来8年で急成長を遂げています。患者様を第一に考え、常に進化を目指すスピード感とチャレンジ精神を持った企業です。(株)メディカルフロンティアは、TCBのマーケティングサポートなどを行っています。

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御社のマーケティング戦略におけるテレビCMの位置づけを教えてください。

F1層をメインターゲットに、幅広くマーケティング活動を行っています。中でもリスティング、ディスプレイ、YouTube、Instagram、TikTok、LINEなどデジタル上での展開が中心ですが、やはりそこだけだと頭打ちが見え始めていました。 歴史が浅いゆえに世間での認知度が低く、純粋想起が獲得できている競合他社にスタートラインで負けてしまっている課題もマーケティングリサーチを行っていく中で見えてきまして、マスマーケティングによりそこの部分を補っていく必要性を感じ、2021年より地上波のテレビCMを開始しました。

医療機関の広告は医療広告ガイドラインにより内容が規制されているため、言いたいことが全て言えるわけではありませんが、それを差し引いてもテレビCMの力が必要でした。 福岡や静岡エリアでのテストマーケティングを経て全国キャンペーンを実施し、地上波ではこれまでに、二重術、脱毛、クマ取り、小顔糸リフト、鼻尖形成などの訴求を行っています。中でも脱毛のCMではフワちゃんさんに出演いただき、普段とは真逆のエレガント女優風に変身したクリエイティブが話題となって認知度が高まり、リードの獲得に繋がりました。

SASを活用したテレビCMの出稿を検討した背景は?

SASはターゲットに合致した番組を1本からピンポイントに狙えるので、お手軽さと安心感がありました。番組を狙い撃ちする意味ではタイム契約もありますが、クール(三か月)単位である程度の期間まとめての購入が基本となるので、緩急つけたい時や、キャンペーン期間外なども含まれてしまった場合のことなどを考えると躊躇してしまいます。そういう意味でSASのハードルは低かったです。

また、スポット契約の場合は個人視聴率(正確にはP+C7)がそのまま価格に反映され、放送局、代理店、広告主とも共通言語がPRPなため、どの広告主も似たりよったりなマーケティングになっているかと思います。一方でSASの場合は、オーディエンスデータが充実しており、評価の物差しが人によって変わってくるのが面白いなと思いました。弊社で言えば、普段はF1含有が高いポジションを狙ってバイイングしていますが、よりターゲットを絞り「美容関連にお金を使う人」などの基準で見ると、これまで重視していなかったポジションが意外に効率良いのかもしれないと気付かされました。

放送後、どのような成果が上がりましたか?

弊社の場合はSASをスポット、タイムと組み合わせて使用しています。テレビCM実施後、自社サイトへの流入数が明らかに伸びました。更にその内訳が以前は「美容整形」など一般的な検索ワードでの流入が多かったですが、テレビCM後は「TCB」などでの指名検索が急増しました。そういった指名検索ユーザーのCVRは高く、予約数の増加にも直結しています。また、テレビCMの投下量に比例して「TCB 東京中央美容外科」というクリニック名の認知度が高くなっていることもリサーチの結果から明らかになっており、ブランドが財産として残っています。

テレビCMの成果は、「バイイング」✕「クリエイティブ」✕「デジタル導線」の掛け算によるものと個人的には考えていますが、中でも自社でのハンドリングが難しく、未経験者にはとっつきにくいバイイングを成功させるため、初めてテレビCMを実施するという広告主さん向けには、少額から始められて番組も選べるSASは、私からもお勧めできる商品です。

今後、SASに期待することは?

まずは発注の〆切が遅くなることを期待します。現在は少なくとも1ヶ月以上前の発注が必要で、特に月末の枠の場合は2ヶ月近く先の枠となってしまいます。(例えば11/30の枠は9/30に〆切。)そのタイミングでは編成が決まっていないことも多く、欲しい番組があって購入したにも関わらずいつの間にか番組が差し替わっていた…などというケースに不安があります。

OAの28日前まではキャンセル無料ということなので実際はそこまで心配することも無いのかもしれませんが、運用型のデジタル広告に慣れてしまっている身からすると、もう少しリードタイムが短くなると良いなと思っています。また、ビデオリサーチ以外のデータでバイイングできるのも嬉しい点なのですが、より最新のデータを搭載してもらえると良いなと思います。例えばドラマなどはクールによって視聴者層もだいぶ変わると思いますので、初回の視聴者動向のデータを見て、そのクールのドラマのバイイング判断ができるようになる時代が来ると、広告主の立場としてはより高度なマーケティング活動が可能となりますので期待しています。

あとは、本数が多いと作業が煩雑になる点です。これまで放送局や代理店が担っていた一部をこちらでハンドリングできる反面、枠ファインダのページで自ら枠を探す手間がかかります。それが複数のエリアで数百本の規模感になると、ちょっと現実的な作業量ではなくなってしまうので、何か良い方法等あればご教示いただければと思います。

プロフィール

石川 将之(株式会社メディカルフロンティア 経営企画室)

新卒よりテレビCM市場に携わり、現在はTCB 東京中央美容外科のグロースを支えるマーケターとして主にテレビCMを担当しています。幅広い知識と経験から、素材制作ディレクション、メディアプランニング、バイイング、考査、効果測定、パブリシティ、取材対応など、テレビCMに関する一連の作業を一気通貫で行っています。役職及び情報は取材当時(2022年10月時点)のものです。

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