天気情報・TNC NEWS

番組審議会から

第642回番組審議会

議題 『“日本一小さい営業マン”ぼくにはできる』
2022年5月26日(木)26時25分~27時20分放送
出席委員 藤 井 克 已 委員長
進 藤 卓 也 副委員長
石 村 一 枝 委員
 舘  賢 治 委員
 森  亨 弘 委員
 辻  慎 一 委員
欠席委員 喜多村 浩 司 委員
中 村 ク ミ 委員
林 田  歩  委員

難病「先天性多発性関節拘縮症」で産声をあげた山﨑海斗さん。両親の支えと12回の手術に耐え、ひとりで歩けるようになりました。障害を抱えてるということで好奇の目にさらされ、いじめにもあってきました。しかし高校時代の友人の「みんな違うからよくね?」の言葉をきっかけに「障害は個性。みんな違っていい」と思うようになり、前向きに生きるようになりました。現在、憧れだった父親の会社で営業マンとしてはたらく山﨑さん。名刺には「日本一小さい営業マン」と。自立とは?働くとは?生きるとは?山﨑さんの23年の歩みを通して考えます。

委員からは

  • かなり丹念に密着して取材されて、丁寧に構成されており、非常に素晴らしいドキュメント番組だったなと思います。
  • 山﨑さんのありのままの姿を報道されるというのは、視聴者としてはやっぱり何よりも刺さるというか、大きな尊敬を覚えると思います。
  • 番組を通して、誰かの役に立っているという実感、これを自分のこととして考えると、社会の中で自分がやるべき使命感をしっかり持って取り組んでいくことは大事だなと改めて学ばせていただきました。
  • 「『あきらめない人』だけが夢を叶える」という言葉をもう一回しっかりかみしめて頑張ろうと、モチベーションが上がった番組でした。
  • 障がいの有無の前に「人間」であり、私たちは何も変わりはないという、多様性の上で一番理解しないといけないことに改めて気づきました。
  • なぜ夜中の放送なのか。それなりの理由があると思いますが、このようなドキュメント番組は、視聴者へのインパクトを考えた時間帯にすべきではないでしょうか。
  • 障害者の方が安定した仕事に就く重要性だったり、国の助成制度の課題などというのはよく分かりましたけれども、特定の企業をメインに紹介するのはいかがなものかなと思いました。
  • 「ぼくにもできる」ではなく、「ぼくにはできる」、いいタイトルだと思います。障害者としての生き方でなく、1人の人間としての生き方を意識したタイトルだと感じました。
  • コロナでマスクをして人とのコミュニケーションができず、お友達もできずという中で、この番組で一番感動したのは、やっぱり親友がいるということと、コミュニケーションをみんなでいっぱい取るということが人生の中で一番大事だなと思いました。
  • 自分の体の不自由さと上手に付き合ってより良い人生をつくり出そうという向上心にあふれている。実に尊敬すべき素晴らしい人だなと思いました。
  • 一貫して「障害者」、「害」という漢字を使っていたことですね。この番組で、TNCの中でどういう確認作業を行って「害」にしたのかということについては、ちゃんと検証しておいたほうがいいのではないかなと。
  • 「障害者」という漢字の表記の問題といい、障害者雇用制度全般への見識といい、この番組を障害者雇用問題に一石を投じる番組として制作するには、ちょっと準備不足だったのでないかと思います。
  • エピソードの面白さ、力強さ、あるいはアピール力にかかってくる。言えば、それを引き出す記者の力量に負うところが大変大きいと思います。
  • シャツを着るシーンがありましたが、私はあの時間が今回の作品の一番のみそになり得たのではないかと思っています。彼が一からシャツを着る時間をただ延々流すというだけで、彼がこんなに大変な障害を負っているんだなというのが映像で分かるという部分では、そういう作品にしてもよかったのではないかと感じた次第でした。
  • 障害者を取り扱うときに、必ず家族がどうだこうだという、個人を見るのではなくて、家族をものすごく強調するところがあるんですけれども、一人の人間なんだからそれはもうやめたほうがいい。よくそこをスルッと抜けて、山﨑君に焦点を当てて番組を作ったなと。

などの意見を頂きました。

局からは

  • 東京でその会社を取材して、そこから世の中の現状とか実例に広げていったものですからどうしてもPRビデオみたいになってしまっていたと思います。
  • この青年を描いていけば、頑張っている人を応援したり讃えたりできるんだろうなと思ったんですけれども、そこの中で、今の世の中に足りていないところを何とか出したいなという欲が出たところが至らなかったところなのかなと、ご指摘を受けながら思った次第です。
  • 先方のご要望で、アナウンスメントするんだったらぜひ花村ディレクターに読んでもらいたいということがありました。そこまで信頼感を得られたんですけれども、やっぱり弱さとか、くじけるとか、弱音を吐くというところまで掘り下げることができなかった。
  • 暗いニュースの中で、海斗さんのニュースをご覧になった方から、すごい元気になったよとかいうご意見を頂いたので、取材できて良かったなと思っていた矢先に、ドキュメンタリーでやってみないかと言われて、私も初めてだったので手探りではあったんですけれども、制作させていただいた。
  • 一貫して海斗さんの話でもいいんじゃないかというような話もあったんですけれども、やはり社会という広い目で見たときに、できないこと、難しいこと、問題、課題を何か描けないかというところで見つけさせていただいたんです。
  • 障害者の「害」の字ですが、私どもフジテレビの報道の系列では、その字は、いわゆる害しているとか、害悪の害ではないという意味で使っているんだということで、漢字の「害」を当てるようにしているんです。

などの説明をしました。

番組審議会事務局より

  • 視聴者レスポンスについて
    6月に寄せられた視聴者ご意見などの件数および特徴を書面にまとめてご報告しました。

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