これまでの放送内容
2010年6月26日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽1950年6月25日未明、北朝鮮軍は38度線を越えて韓国に侵入。ソ連製の戦車部隊を先頭に13万5千人の兵力が侵攻しました。韓国ではこの紛争を発生した日付にちなんで『ユギオ(625)』と呼びます。朝鮮半島で勃発したこの紛争は世界の東西関係による最大の国際地域紛争へと発展していきます。民族の統一を唱えて、同じ民族同士で殺し合いをし、国土は荒れ果て、家族は分断されました。あれから60年。作家の佐木隆三さんが今も見えない緊張の中で平和を模索する朝鮮半島を歩きました。戦争に参加した元兵士の証言を交え、平和について考えます。 ▽番組コメンテーターはニューズウィーク日本版編集長の竹田圭吾さんです。 ※番組内容は変わることがあります。
2010年6月19日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽1945年6月19日の夜、200機を越すB29が福岡の街を襲いました。6万人を超す人たちが、住む家を失い、死者は1000人とも2000人ともいわれています。街も約4分の1が焼き尽くされました。あれから65年。戦争の記憶が風化していくなか、空襲を体験し生き残った人たちも高齢となり、その数も年々少なくなっています。大切なことは、次世代へ「戦争」を語り継いでいくこと。番組では改めて、福岡大空襲を検証していきます。あの夜、2時間の「火の雨」の中で何が起こったのか?70人近い死者を出した「地下室の惨事」の目撃者による貴重な証言等を紹介しながら、戦争について考えていきます。 ▽6月20日は「父の日」。父親に感謝を表す日です。現在“友達父娘”が増えているといわれています。新聞の調査によれば1970年代から80年代の父親が「頑固」を特徴としたのに対して、最近の父親は「優しい」を特徴とするといいます。一昔前とは違い「父の威厳」が失われつつあるとも言われる昨今ですが、その一方で父親に対する親しみやすさは増しているのかもしれません。では実際はどうなのでしょうか?今どきの”大人”について考えます。 ※番組内容はかわることがあります。
2010年6月12日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▼民主、国民新両党による菅連立内閣が発足しました。17人の閣僚のうち新任は6人で、財務、農林水産両相には、野田佳彦、山田正彦各副大臣が昇格、官房長官には仙谷由人氏が国家戦略担当相から横滑りしました。また民主党の玄葉光一郎政調会長が入閣し、公務員制度改革や少子化対策などを担当することになる一方、岡田克也外相ら鳩山内閣の閣僚11人は再任されました。代表選で菅氏を支持し、小沢一郎前幹事長に距離を置く有力議員の起用が目立ち「脱小沢」色の強い布陣となった菅新内閣、そして民主党。今後の動向は? ▼引きこもりの高年齢化が進んでます。今年4月、愛知県豊川市で家族5人が殺傷された事件。この事件では約15年間、働かずに自宅で過ごしていた30歳になる長男が殺人容疑などで逮捕されました。民間の調査でも、引きこもり当事者の平均年齢は30歳を超え、将来に不安を抱くなど対策は急を要しています。全国でひきこもり人口は約1,636,000人。そのうち、何と100万人以上が所謂「大人」です。ひきこもっている「大人」に話を聞きました。(先週放送する予定でしたが、首相辞任のニュースを放送したため、この企画は今週の放送となりました) ※ 放送内容は異なることがあります。
2010年6月5日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽迷走を続けた鳩山政権がついに崩壊しました。今後の政局はどうなるのか?予断を許さない状況です。そして菅直人副総理・財務相(63)が第94代、61人目の首相に就任。果たして国民の信頼は回復させることができるのでしょうか?激戦が予想される参議院福岡選挙区は? ▽引きこもりの高年齢化が進んでます。今年4月、愛知県豊川市で家族5人が殺傷された事件。この事件では約15年間、働かずに自宅で過ごしていた30歳になる長男が殺人容疑などで逮捕されました。民間の調査でも、引きこもり当事者の平均年齢は30歳を超え、将来に不安を抱くなど対策は急を要しています。全国でひきこもり人口は約1,636,000人。そのうち、何と100万人以上が所謂「大人」です。ひきこもっている「大人」に話を聞きました。 ※ 放送内容は異なることがあります。
2010年5月29日(土)
福岡の今を立体的にお伝えします。
▽鳩山由紀夫首相は、沖縄の普天間基地を名護市辺野古周辺に移設する方針を正式表明。米ヘリ部隊訓練などの基地機能を極力、県外に移す考えも伝え「県外移設」の約束が果たせなかったことを陳謝しました。これに対し、地元や連立与党の社民党は強く反発しており、移設実現は展望が開けない状況になっています。米軍訓練を九州各地の自衛隊基地にローテーションで分散移転させることはどこまで可能なのでしょうか? ▽現在、日本では約4万人の子どもが様々な事情で親と暮らせていません。その子どもたちの9割以上が児童養護施設で生活をし、残りの1割が「里親」の元で暮らしています。「家庭」を知らずに育った子どもたちは、大人になっても「家族」を作ることが上手ではありません。虐待や育児放棄をする親の多くが「両親から抱きしめてもらった記憶」がないのも事実です。そのような子供たちは世代を超えて連鎖していきます。今週の『CUBE』の特集では「家族」になっていく「里親、里子」を紹介します。そこには血縁関係を越えた「新しいキズナ」がありました。里親と里子の関係にこれからの「家族」の在り方を示すヒントがあるはずです。 ※放送内容は変更することがあります。