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これまでの放送内容

2025年3月9日(日)

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ユキチャンキッチン今日も元気に営業中!

キッチンカー「ユキチャンキッチン」のオーナー秋吉由紀さん。ステージ4のがんと戦いながら自身の夢を実現してゆく秋吉さんの姿を追い、生きることの喜びを伝えます。

鮮やかなピンクが目を引くキッチンカー「ユキチャンキッチン」。オーナーは、みやき町在住の秋吉由紀さん(47歳)。イベント会場でのクレープ等の販売や、オフィス街でのお弁当の販売などで忙しく駆け回っています。そんな秋吉さん、実は胸、胃、大腸にがんを持つ、ステージ4のがんサバイバー。秋吉さんが、がん宣告を受けたのは2015年。その時「生きる希望を持ちたい」との思いで「死ぬまでにやりたい100のこと」を書き記します。その1番目に書かれたのが「自分の店を持ちたい」でした。しかし、その後、がんは大腸にも転移・・。一刻も早く店を持つこと、かつ自分の体調も考慮した運営方法として考えたのが「キッチンカー」だったのです。がんを経験して得た出会いや知識・・。そのすべてを自分が提供する物に還元し、健康と笑顔を届けることがユキチャンキッチンのポリシー。夫と3人の息子の5人家族で支えあいながら、日々を大切に、ひとつひとつ夢を実現してゆく秋吉さんの姿を追い、生きることの喜びを伝えます。

出演者:秋吉由紀さん

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.12.07(日)

戦後80年、今年も終戦の夏を迎えた。熊本県八代市坂本町鮎帰(あゆがえり)にある西福寺(浄土真宗本願寺派)の山本隆英住職(87歳)は、その節目にちなんで或る企画を進めていた。夏の法要と合わせて行う戦時資料の展示会だ。布教本、聖典、教団からの手紙、さらに旧陸軍省からの感謝状などお寺に残されていたものだ。この中で、往時の軍国主義を窺わせる象徴的なものが在る。紙芝居の中で、お寺の副住職に赤紙(召集令状)が届く場面は『天皇陛下のお召しだったのであります』と紹介されている。戦意高揚を謀り、教団が国にがんじがらめに宗教統制されている様が垣間見える。戦争を賛美する資料の数々、山本住職は展示会でこれらと戦没者の家々を回り撮り溜めた遺影を紹介した。お寺に法要に来た門徒らは悲痛な面持ちでムラの戦争を感じ取っていた。満州事変に始まり日中戦争から太平洋戦争へと突き進んだ日本は、この十五年戦争で約310万の国民が犠牲になった。ムラでは105人が戦死したと云う。兵隊の命は“一銭五厘”と言われ、ハガキ(召集令状)の値段と同じ値打ちしかないと軽視されたのである。あの戦争から80年、日本人は何を学んだのか。終わりが見えないウクライナ紛争や台湾をめぐる情勢など、世界各地で平和が脅かされている。日本人の誰しもが願っているのは、日本が再び戦争への道に向かわないことだ。番組は、国策に抗うことなく戦争協力していった教団の過去の事実に目を向け、懸命に反戦を唱える山本住職の一念に迫る。

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