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これまでの放送内容 -鹿児島テレビ放送(KTS)-

2024年2月27日(火)

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サラリーマン、落語家になる。

37歳の時にサラリーマンを辞めて落語家への道に挑んだ、春風亭柳雀(52)。本名、溝口摂、鹿児島育ち。50歳で真打ちに。そして2023年秋、故郷で舞台に上がった。

「人生100年時代」と言われる現代。その折り返し地点で真打ち昇進を果たす落語家がいた。春風亭柳雀(52)、本名、溝口摂。鹿児島育ち。かつては大手IT企業に勤務するエリートサラリーマンだった。しかし、サラリーマン生活に疑問を持ち、2008年37歳の時に落語家へ転身。コツコツとチカラをつけ二つ目に上り詰めた時、若者や女性から絶大な支持を集める落語家・講談師のユニット「成金」に所属した。神田伯山、桂宮治、柳亭小痴楽、瀧川鯉八、昔昔亭A太郎など11人、今をときめく若手の噺家の中にたった一人中年の落語家。そして50歳、真打ちに…。2023年秋、故郷で舞台に上がった。小学生の時、母に連れられ初めて落語を見た同じ場所だった。いろいろな思いが走馬灯のようによみがえる。“後悔なんてありません”。また、十八番の人情話が始まった。サラリーマンを辞めて挑んだ落語家への道、その物語は今という厳しい時代を生きる人々への応援歌だ。

出演者:落語家、春風亭柳雀

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2024年1月23日(火)

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あさが来る場所

昭和の趣が残る鹿児島市名山町で、14人の仲間で共同管理するスポット「バカンス」。そこで、毎週金曜日だけ行われる朝活、「朝cafe de バカンス」が話題に。

昭和の趣が残る鹿児島市名山町。この場所にちょっと変わった話題のスポットがある。その名も「バカンス」。もともとは空き家で、現在は14人の仲間で家賃を出し合い、共同で管理している。そんなバカンスで、毎週金曜日だけ行われる朝活、「朝cafe de バカンス」。7時15分から1時間限定で、お茶を飲んだりラジオ体操をしたり。公務員や会社員、学生に主婦など様々な人たちが訪れる。「これがあることで救われる人もいる。」バカンス代表の加治屋紗代さんはこう話す。人々は、どんな思いで、何を求めてやってくるのか。その場所にカメラを向けると、今の世の中が見えてきた。

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2023年12月5日(火)

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全力少年

51年ぶりに地元・鹿児島で開催の国体で、陸上800mの高校生日本一をめざし挑戦した、鹿児島城西高校駅伝部の立迫大徳くん(3年・18)。全力の先につながる未来はー

鹿児島城西高校駅伝部は28人が所属する強豪校だ。そこに全国から注目を集める高校生がいた。立迫大徳くん(3年・18)。陸上の格闘技と言われる800mが専門で、今年6月のU20アジア選手権で優勝を果たした世代ナンバーワンのトップランナーだ。しかし、成し遂げていないことがあった。“高校生の全国大会での優勝”。8月、満を持して臨んだ北海道でのインターハイで待っていたのは敗北だった。全力で戦った立迫くんにとって涙の夏になった。
高校生日本一になるチャンスはあと1回残されていた。今年は51年ぶりに地元・鹿児島での開催となった国体だ。故郷での特別な大会に向けて、立迫くんはまた練習に励んだ。チームメート、監督、両親に支えられながら、走り続けた。迎えた2023年10月17日。勝てば高校生日本一の大一番に立ちはだかったのは、インターハイで負けたライバルだった。全力の先につながる未来はー

出演者:ナレーター:野村麻純

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2023年5月9日(火)

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監督の教え

奄美大島の鹿児島県立大島高等学校野球部。2022年3月の選抜甲子園の出場権を勝ち取った。様々な壁にぶつかりながら、夢へと向かう大島高校野球部の9カ月に密着した。

鹿児島市から南へ380キロ、世界自然遺産の島、奄美大島。島の公立高校の野球部が注目を集めていた。鹿児島県立大島高等学校野球部。2021年秋、離島勢として初の鹿児島県大会優勝。続く九州大会でも準優勝。2022年3月の選抜甲子園の出場権を勝ち取った。
注目を集めたのは、その戦いぶり。先発選手はもちろんのこと、ベンチ組もそしてベンチ外の選手達も心一つに進む“全員野球”。秋の県大会では6試合中4試合がサヨナラ勝ちだった。劇的な試合運びで選手たちが躍動する大島高校野球部には、一体どんな「教え」があるのかー。
「野球も人生も大切なことは同じ」だと語る赴任9年目の塗木哲哉監督(54)。様々な壁にぶつかりながら、夢へと向かう大島高校野球部の9カ月に密着した。

出演者:【語り】川崎宗則(鹿児島県出身)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2023年3月14日(火)

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汽船もまた道路なり~フェリーとしまの最終航海~

(2018年制作)鹿児島県のトカラ列島。大小12の島々からなる小さな村、十島村の交通手段は村営フェリーのみ。7代目の村営船「フェリーとしま」が引退を迎えることに

(2018年制作)鹿児島県の屋久島と奄美大島の間に浮かぶトカラ列島。十島村は、そこに点在する大小12の島々からなる、人口約700人の小さな村である。交通手段は村営フェリーのみ。航路となる海域は、黒潮の流れが速く、かつては海難事故が多発した過酷なエリア。フェリーは波風と闘いながら、週に2回、島々に人と物資を運んでいる。かつて船の往来がほとんどなかった十島村に、念願の定期船が就航したのは昭和8年の事。以来、定期船は島民にとっては生活道、いわば生命線の役割を果たしてきた。2000年に就航した7代目の村営船「フェリーとしま」が、新造船の就航にともない引退を迎えることになった。最後の航海まで残りわずかとなった3月末、「フェリーとしま」のデッキには、春の異動で島を離れる教師や子どもらの別れを惜しむ姿があった。そして迎えた最終航海。各島の港では、18年間運航を担ってきた船長や船員たちへ、島民から多くのねぎらいの声が掛けられた。十島村の生活を支えた7代目村営定期船の最後の航海を追った。

出演者:ナレーター:尾堂公信 美川愛実(鹿児島テレビアナウンサー)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.04.28(日)

 九州文化学園高校女子バレーボール部と言えば、春高・インターハイ・国体の高校3大大会で、15回日本一に輝いた実績を持つ名門校。ところがチームを率いる井上博明監督が、2023年3月を持って九州文化学園を定年退職することが分かる。  当時の1・2年生17人は、バレーの技術のみならず、人間としても成長したいと、井上監督が新たに外部指導者として就任することになった県立西彼杵高校に転校する決断をした。県教育委員会も「特別な事由」にあたるとし、選手たちは転入試験を受け無事、合格。選手たちは保護者や地域の人たちとともに、共同生活を送る寮を整備。新入生5人も加えて22人での西彼杵バレー部がスタートした。  転校した生徒は半年間、高体連主催の大会に出場できないなど、彼女たちを取り巻く環境は決して楽なものではない。彼女たちはときに葛藤し、ときに涙を流しながらも、前を向いて練習に打ち込む。  ついに巡ってきた全国大会出場のチャンス。一筋縄ではいかない大会で、彼女たちは勝利をつかめるのか・・・

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