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ボクシング元世界王者・鬼塚勝也さんの自身初となる大規模なアート展が、福岡県立美術館で始まり、盟友の片岡鶴太郎さんとのトークイベントも開かれました。

キャンバスからあふれんばかりのエネルギー。

北九州市出身で、元ＷＢＡスーパーフライ級王者の鬼塚勝也さんが描いた作品です。

福岡市天神の県立美術館で１９日から始まった「鬼塚勝也ファイティングアート展」では、鬼塚さんが引退後に描きためた　およそ６００点の作品が展示されています。

初日は、鬼塚さんの現役時代からの盟友で、俳優兼芸術家の片岡鶴太郎さんが応援に駆けつけました。

◆片岡鶴太郎さん
「作品を見ると、ものすごく動いている」
「鬼ちゃんの肉体が見える」
「誰もいなかったら、俺は『ウワーッ』とうずくまって、号泣しただろうなと」

◆鬼塚勝也さん
「評価ということを気にしない世界で、自分のやりたいアートを極めてきた、この１３年」
「そして、この集大成が、今回の展覧会になっていると思います」

世界の頂点で戦った鬼塚さんが、独自の世界観で描くエネルギッシュなアート展。

開催は５月２５日までとなっています。