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TNC NEWS
放送予定日 2026/07/26(日) 05:30 〜
生きる姿勢をまっすぐにすれば、苦しい時にも耐えられるはずだと考えた父。息子の目から見た、相田みつをの人生観とは?作品を通して考察します。
父・みつをの『一寸千貫』という詩があります。その中で父は、「生きる姿勢が正しければ、人間はどんな苦しみにも耐えられるはずだ」と考えています。では、どうしたら生きる姿勢をまっすぐにできるのか、父の作品の中でヒントになるものを紹介します。【捨てる どうでもいいものから 捨ててゆくんだね】父は生前とても姿勢が良く、相当意識して正していたと思います。生きる姿勢をまっすぐにするためには、余分なものを捨てる。例えば、「見栄」や「人からどう思われるか」など、人間が持ついろんな思いが肩に乗っていると姿勢が歪んじゃいますよね。まずそういうものを捨てないと姿勢がまっすぐにならないと言うのです。【雑草のように 苔のように】綺麗な花や木は、風に吹かれ折れてしまうことが結構ある。でも、雑草や苔というのは最初から倒れるだけの高さがない。だからどんなに強い風が吹こうが雨が降ろうが生き延びるんだと父はよく言っていました。さらに、父は、結論的な作品を残しています。【ほんとうのことがいちばんいい】やっぱり、自分に対しても人に対しても、「本当」のことが最後は一番強い。本当のことというのは「まっすぐ」ですよね。ですから、余分なものを捨て、雑草のように苔のように重心を低くして、最終的に「本当のことが一番いい」となったときに、生きる姿勢というのはまっすぐになっていくと父は考えていたんじゃないかなと、息子の私は考えています。
講師/相田一人(相田みつを美術館元館長)
司会/北村花絵(テレビ静岡アナウンサー)
手話通訳/石川ありす
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