ソフトバンクの頼もしすぎるオリックスキラー マルティネス3戦3勝、日本ハム時代から大変身

2021年07月10日

 ◇ソフトバンク3-1オリックス(10日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクは先発のマルティネスが6回1失点と好投、このカード3戦3勝で今季通算7勝目(2敗)を挙げた。

 3回1死一塁で1番福田の右翼ライン際への大飛球を柳田が好捕。フィールドシートが迫ってくるところにドンピシャのタイミングで滑り込みながらキャッチすると、マルティネスも手を突き上げて喜んだ。しかしその直後、宗に先制二塁打を献上。それでも後続を断ち切り追加点を与えなかった。

 その裏の攻撃で柳田が逆転2ラン。援護をもらったマルティネスは4回以降はゼロを並べ、降板する6回まで毎回の9三振を奪い116球でお役御免となった。「序盤に球数を使いすぎてしまい6回までしか投げることができなかったのは少し悔しい。でもいい守備に助けられ、リードした展開でマウンドを降りられたのは良かった」と振り返った。

 昨年まで在籍した日本ハム時代のオリックス戦は2018年がいずれも先発の5試合で1勝4敗、防御率8.42。19年は故障で登板がなく、20年はいずれも先発の4試合で1勝2敗、防御率3.22だった。ところが新天地のソフトバンクでは3戦3勝、防御率0.47。通算19イニングで1点しか許しておらず、25年ぶりの優勝を目指し勢いづく相手の前に抜群の安定感で立ちはだかっている。

 東京五輪に出場する米国代表に選出されている右腕は、お立ち台で「国を代表することに興奮している。(ソフトバンクの)チームメートと対戦できることを楽しみにしています」と宣戦布告。ソフトバンクからは野手で柳田、甲斐、栗原が侍ジャパン入りしており、対戦する場面があったらどんなピッチングをするかと問われると「それは教えられません」と豪快に笑った。

 ソフトバンクは連敗を3で止め勝率5割に復帰。首位オリックスとの差を4・5に縮めた。

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