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これまでの放送内容

2011年12月11日(日)

日本の美竹 日本人の技で世界へ

フライフィッシングは、ほとんど重さが無い毛バリを糸の重さを使って狙い通りのところに投げ、魚をかける釣りです。その釣りに重要な役割を果たすのが竿です。

バンブーロッドビルダーと呼ばれるフライフィッシングに使用する竹竿職人秋丸修一さん。

日本での評判はもちろん、フライフィッシングの本場アメリカでも高い評価を受けはじめています。秋丸さんは、釣り好きが高じて脱サラし、単身アメリカに渡り、竿作りを習得。その後、試行錯誤を繰り返し、築き上げた技術で家族を養ってきました。そんな秋丸さんの職人人生を紹介します。

番組は、筑後川流れる福岡市久留米市田主丸町にある秋丸さんの自宅兼工房を訪ね、1本の竿が出来上がるまで4~6カ月を要し、1年におよそ30本しか作ることができないという竿作りの工程を、九州の美しいヤマメ釣り風景とともに追いました。そんな完全オーダーメイド、メイドインジャパンこだわりの竿は、日本でさらに海を渡ってアメリカでも高い評価を受け始めています。6月にはフライフィッシングの本場、アメリカ・アイダホ州ヘンリーズフォークで行われたバンブーロッドのイベントに招待され、世界のトップバンブーロッドビルダーやバンブーロッド愛好家から絶賛の声を浴びました。そのアメリカ・アイダホ州でのイベント風景と大自然。自ら作った竹竿でアメリカの野生ニジマスと渡り合う秋丸さんの姿。

美しく投げることができ、魚をかけ、魚の動きに竿が反応し、スムーズに3分以内で取り込む素早く魚を流れに戻すことができる。それを秋丸さんが自ら実践して見せたのです。今年の夏からは、アメリカのショップでの受注販売が開始され、秋丸さんの竿は世界へ羽ばたこうとしています。

制作局:テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2026.10.11(日)

100 年前の1926年、現在の熊本県山鹿市鹿本町で、15歳の芹川文彰( せりかわ・ぶんしょう) さんが無声映画『実録 忠臣蔵』(1926 年公開) を鑑賞。その記憶を頼りに3 年をかけて、映画を丸ごと絵で再現したペン画集を作った。迫力あふれるタッチ、フキダシの中のセリフ、スピード感の描写などはまるでマンガのようだ。約500 コマ、160 ページにも及ぶ。しかし、それは家族以外の誰の目にふれることもなく、実家に眠っていた。芹川さんは東京の美術学校に進学し、病気のために中退。熊本に帰り、人付き合いはほとんどせず、実家で絵を描いて暮らした。最後の4年間は入院し、そこで描いた絵を病院のスタッフに全て譲り、73歳で亡くなった。2020年、伯父・文彰の遺品であるペン画集を芹川英治( えいじ) さんに見せてもらった元新聞記者の松尾 正一( まつお・しょういち) さんは驚き、京都の『おもちゃ映画ミュージアム』に見てもらった。偶然にもそこには、元の映画の66分短縮版フィルムが寄贈されていた。文彰さんのペン画集はそれを補完する映画史の資料として、また、マンガ史を語る上で貴重な資料とされている。ペン画集は「キネマ画」と名付けられ、2021年と2024年にそれぞれ京都で活動写真弁士・坂本頼光さんとピアニストの天宮遥さんによって上演され、絶賛された。そして、熊本市でも2025年12月14日、赤穂浪士討ち入りの日に活弁上演会を開催。300 席の会場は満席となり、90分に及ぶ大迫力の活弁と情感あふれるピアノ演奏で大成功を収めた。番組では芹川文彰さんが描いたキネマ画『忠臣蔵』の魅力を伝え、それをよみがえらせるために奔走する人々の思いを見つめる。

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