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これまでの放送内容

2012年2月19日(日)

半径5メートルの広場 福岡ストリートミュージシャン事情

毎週土曜日。福岡市天神。夜8時を過ぎる頃になると西鉄福岡駅横の路上にはどこからともなくギターケースを抱えた若者たちが集まってきます。

やがて路上は、様々なジャンルの音楽で溢れかえります。およそ300メートルの通りは、屋外ライブのステージへと変化するのです。道行く人は、気になる曲が流れて来れば、どこでも立ち止まることができます。いくつもの小さな広場がそこに生れます。半径5メートルの広場です。

「いま何が人にとって本当に豊かなのか?と問いかけたい」福岡出身の俳優でミュージシャンの石橋凌さん。55歳の今、福岡からソロとして音楽活動を再開しました。彼にとっての福岡は?

いったんは断念した音楽の道に、路上から再起をかける一人の若者。そこには14歳で亡くなった後輩との約束がありました。一方、10年前に福岡の路上からプロを目指し東京へ向かった青年はいま?夢をかける真剣勝負の場所としての路上。人とつながるコミュニケーションの空間としての路上。そして自分の居場所としての路上。時代とともに変わる音楽環境のなか、なぜ若者は路上へ向かうのでしょうか?多くのアーティストを産んだ街・福岡のストリートミュージシャンたちを追いかけました。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.08.17(日)

太平洋戦争末期の1944年、地上戦が迫っていた沖縄。国は、戦闘の足手まといになるとして、沖縄の子どもたちを九州へと移動させる「学童疎開」を推し進めました。親元を離れ、九州各県へと向かった子どもたちを待ち受けていたのは貧しい暮らしでした。当時の記憶を次の世代につないでいくために、去年、沖縄では学童疎開を追体験する研修が企画されました。県内の小学5・6年生が参加したなか、特別な想いを抱いて研修に臨んだのが眞榮城百恵さん(11)です。百恵さんのひいおばあちゃん、糸数裕子さん(享年97)は学童疎開の引率教師として、終戦まで宮崎に身を寄せ苦労の日々を送った体験がありました。ひいおばあちゃんの過去や当時の子どもたちのことを知りたいと、百恵さんは宮崎の地を訪れたのでした。

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