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これまでの放送内容

2021年6月28日(月)

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私たち探究世代~新しい学校のカタチ~

新しい学びの形として注目される「探究」学習。様々なプロジェクトに取り組む形で授業をする高校の新コースに集った生徒と先生。その挑戦の1年間の喜怒哀楽を描く。

新学習指導要領で2022年度から全高校に導入される予定で、教育の新しいキーワードになっている「探究学習」。教科書に沿って知識をつけるのではなく、生徒自らが課題やテーマを見つけて解決策を考える学習のことだ。
探究学習に特化して、様々なプロジェクトに取り組む授業をしていくという「探究コース」が、佐賀県基山町の私立・東明館高校に新設された。1期生として入学した1年生は9人。小学校中学校の時に勉強する意味を感じなかったり、人間関係がうまくいなかったという生徒もいて、これまでと違う学校環境に期待した子供たちが集まった。担任になった山元先生も、「中学・高校時代、授業が全然面白くなかった」と言い、新しい授業の形を模索していた。

1学期の最初のプロジェクトとして、“基山町の地域活性化策”という課題にチャレンジした。山元先生は、「1つのベンチャー企業ができたような」と一定の手ごたえをつかんだものの、なかなか最初からうまく行かない。
「イザコザがあったりぶつかったりした」「ただいるだけ人なら“探究コースにはいらない”」…生徒と先生、苦しみながら基山町の活性化策をまとめあげるが…。

これまでにあまり例が無かったような学科を立ち上げ、新しい学びに、そして人生を変えることにチャレンジする先生と生徒たちの1年間を描く。

出演者:東明館高校 探究コースの生徒の皆さんと山元祐輝先生 探究コースの訪問先の人たち

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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