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これまでの放送内容

2022年8月29日(月)

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わたしを伝える~坂本玲子 平和への眼差し~

わたしを伝える~坂本玲子 平和への眼差し~

熊本県菊池市に暮らす坂本玲子さん(79歳)の生まれは、戦時中中国東北部にあった満州国です。当時父親は南満州鉄道の機関士として働いていました。
しかし、日本の敗戦で満州国は崩壊、同時に坂本さん達日本人の生活も一変し大きな試練に立たされます。
日本を目指しての引き揚げでした。
幼かった坂本さんの記憶は断片的でしたが、2歳2ヶ月から鮮烈に残っているといいます。略奪に押し入ったソ連兵に人形を踏み潰され大泣きしたこと、必死に両親と港を目指し逃避行を続けたこと、収容所で乗船を待たされたこと、さらに引き揚げ船からの水葬を目にしたことなどが小さな心に焼き込まれました。
ロシアによるウクライナ侵攻で戦争がリアルタイムで伝えられる今、誰もが平和を再認識し、当たり前の日常がいかに尊いものか痛感したのではないでしょうか。終戦から77年、坂本さんは自らの数奇な引き揚げ体験を漸く語り始めました。中学生の若い世代にはどう響くのでしょうか。

出演者:坂本玲子(熊本県菊池市在住) 坂本敏正(坂本さんの夫) 村上隆紀(菊池市 戦没者遺族) 中原堅悟(菊池市 戦没者遺族)

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2025.06.22(日)

福岡市の中心部、天神に位置する済生会福岡総合病院の救命救急センター。ここに久城正紀という医師がいる。救急車で運ばれてきた様々な患者の処置を行う救急医だ。研修医時代、救急医療の魅力を知った久城医師は済生会福岡総合病院で研鑽を重ね、その後、ドラマ「コード・ブルー」のモデルにもなった千葉県の病院でフライトドクターを務めた。ドクターヘリの搭乗回数は500件を超える。他にも、福岡県での豪雨災害や能登半島地震など、多くの災害医療にも携わってきた救急医療のスペシャリストだ。そんな久城医師が福岡に帰ってきたのは3年前。これまでの経験を地元福岡に還元したいと話す。40歳を迎える今年、彼が目指す救急医療のあり方とは。

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