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これまでの放送内容

2023年1月17日(火)

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まもって つないで~茅葺き屋根と器のものがたり~

「古い茅」を使って「新しい器」を焼く。日本の原風景を残すため、茅葺きの技術を後世に伝えるため、そこからさらに新しいものを生み出していく人たちの姿を描きます。

 古くから「焼き物の里」として知られる福岡県東峰村。400年以上の歴史をもつ窯元「高取焼宗家」は筑前黒田藩の御用窯を務め、一子相伝でその技を今に伝えています。宗家の「顔」ともいえる高取家の母屋は、日本の原風景のような茅葺き屋根。しかし、九州北部豪雨や毎年の大雨の影響もあり、劣化の一途をたどる一方です。去年の夏、「必ず再生し、美しい風景を取り戻す」という気持ちでクラウドファンディングに挑戦し、集まった資金で一番傷みが激しい一面を葺き替えることにしました。クラウドファンディングのリターン品は、高取焼宗家の器。屋根を葺き替えた後の古茅で釉薬を作り、「新しい器」に再生する計画です。日本古来の「なにもムダにしない」考えでの「ものづくり」は、現代の「SDGs」の考えにつながっています。代々、高取焼宗家で受け継がれてきた「秘伝書」にヒントを得て、焼きあがった器の色とは?
日本の原風景を残すため、また茅葺の技術を後世に伝えるため、そこからさらに新しいものを生み出していく人たちの姿を描きます。

出演者:ナレーション  津野瀬果絵(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.06.22(日)

福岡市の中心部、天神に位置する済生会福岡総合病院の救命救急センター。ここに久城正紀という医師がいる。救急車で運ばれてきた様々な患者の処置を行う救急医だ。研修医時代、救急医療の魅力を知った久城医師は済生会福岡総合病院で研鑽を重ね、その後、ドラマ「コード・ブルー」のモデルにもなった千葉県の病院でフライトドクターを務めた。ドクターヘリの搭乗回数は500件を超える。他にも、福岡県での豪雨災害や能登半島地震など、多くの災害医療にも携わってきた救急医療のスペシャリストだ。そんな久城医師が福岡に帰ってきたのは3年前。これまでの経験を地元福岡に還元したいと話す。40歳を迎える今年、彼が目指す救急医療のあり方とは。

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