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これまでの放送内容

2023年10月10日(火)

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今、私が感じる光

白血病闘病中に視力の大半を失った牧野愛菜さん。4月からは親元を離れて大学へ。障害者スポーツや情報技術の勉強など「希望」という光を感じながら強く生きる姿を描く。

佐賀県立盲学校高等部3年生の牧野愛菜さんは、5年半ほど前に急性骨髄性白血病を患う。さらに抗がん剤治療中に感染症にかかり、視力の大半を失って「弱視」に。残された視野は右目の端だけで、光を感じることはできるがぼんやりとしか見ることができない。白血病の治療終了後、後天的な障害を受け入れられない日々が続くが、ある日「変わらない現状を引きずり、大切な時間を無駄にしたくない」という考えに至る。小学3年生から白血病で入院するまで卓球教室に通っていたことから、盲学校入学後に視覚障害者向けの卓球「サウンドテーブルテニス」を始める。また「将来はパソコンを使った仕事をしたい」との思いから、4月からは茨城県にある視覚・聴覚障害者向けの国立大学に進学し、情報技術を学ぶ。同居する家族は離れ離れになる寂しさを抑えながらも、その挑戦を応援。障害者スポーツや夢に出会い「希望」という光を感じながら強く生きる牧野さんの姿を追う。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.03.23(日)

鹿児島市にある出版社、ラグーナ出版。ここで作られる本が密かに注目を集めている。雑誌「シナプスの笑い」。掲載する詩や小説などの文芸作品が人気を呼び、20年間愛され続けてきた。実はこの本、精神疾患を抱える人たちが企画から編集まで全てを担っている。従業員44人のうち精神疾患を抱える人の割合は約8割。彼らは心の病とともに生き、本を作り続ける。彼らは、なぜ本を作るのか―。これは、鹿児島の雑居ビルの一角で“社会を変えたい”と懸命に生きる人々の物語。

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