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2011年7月31日(日)

呼子活きイカ応援団長 いざ東京へ!

佐賀県、呼子名物『ケンサキイカの活き造り』。 このケンサキイカは非常にデリケートな生き物で長距離輸送が難しく、味わうことができるのは、九州北部にほぼ限定されています。そのためイカが捕れすぎると余り漁獲高が増やせないため、イカ漁中心に生活を営む呼子の漁業者の収入安定は望めません。

この現状打破に立ち上がったのが、峯 治生〈みね はるお〉さん(59歳)。平成18年、当時唐津市役所に在籍した峯さんは『からつブランド推進課』課長として活きイカの東京への大量輸送を起案します。九州大学、地元唐津の企業などの協力を得ながら3年間の試行錯誤を重ね『活きイカの遠距離輸送技術』を成功させます。
その後、峯さんは役所内の人事異動の為しばしイカ搬送事業から離れることになりますが、イカの東京輸送をビジネスとして軌道に乗せたいという情熱に突き動かされ、役所を定年まであと1年半という時期に自主退職を決意。肩書を公務員から『呼子活きイカ応援団長』と変え、乗り込んだ築地市場でのセリ、そして東京近郊のスーパーでのイカ活き造りの実演販売等でも上々の評価を獲得します。手応えを感じた峯さんは、今年度、第3のステップとして『呼子活きイカ』の東京での販路開拓に乗り出します。これは総務省や経済産業省からの補助金を受けた事業にも取り上げられ、ビジネス化のためには具体的な成果を今年9月までに上げなければなりません。本年度、東京へのイカ搬送のチャンスは4回だけ。
はたして残された時間の中で、ビジネス化への展望を見出せるのか。呼子活きイカの美味しさを、東京の人へも届けたいと奮闘する峯さんを紹介します。

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.10.19(日)

鹿児島市にある出版社、ラグーナ出版。ここで作られる本が密かに注目を集めている。雑誌「シナプスの笑い」。掲載する詩や小説などの文芸作品が人気を呼び、20年間愛され続けてきた。実はこの本、精神疾患を抱える人たちが企画から編集まで全てを担っている。従業員44人のうち精神疾患を抱える人の割合は約8割。彼らは心の病とともに生き、本を作り続ける。彼らは、なぜ本を作るのか―。これは、鹿児島の雑居ビルの一角で“社会を変えたい”と懸命に生きる人々の物語。

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