ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2012年7月21日(土)

川に生かされ~八郎さんが見つめたふるさと~

球磨郡球磨村楮木地区は近くに橋がない。川の向こう岸までを結ぶ唯一の手段は、渡し舟。住民のために毎日川辺でお客さんを待つ求广川八郎さんの生活を追った。

球磨郡球磨村楮木地区。球磨川沿いの山間に9世帯20人が住む小さな地域がある。この地に生まれてから84年間ふるさとを見つめてきた求广川八郎さん。近くに橋がない梶木地区では川の向こう岸の駅までを結ぶ唯一の手段が渡し舟。八郎さんは病院通いのお年寄りや買い物客の為に一日川辺の小さな小屋でお客さんを待つ。かつては1日何十人も渡したという八郎さんの渡し舟だが今は1日2人から3人、1人もいない日もある。撤去が決まった下流のダムが放水を始め、満々と水をたたえていた球磨川の水位も大きく低下した。80歳を超えた八郎さんを気遣う妻のハルコさん。後を引き継ぐ人が見つからない中で「自分がしないと・・」とぽつりとこぼす八郎さん。今日も小屋の中から1時間に1本の列車の到着を気にかける。そんな故郷の生活を支える八郎さんの生活を見つめた。

出演者:求广川八郎 求广川ハルコ 【ナレーション】 寺田菜々海(TKUアナウンサー)

制作局:テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2026.10.11(日)

100 年前の1926年、現在の熊本県山鹿市鹿本町で、15歳の芹川文彰( せりかわ・ぶんしょう) さんが無声映画『実録 忠臣蔵』(1926 年公開) を鑑賞。その記憶を頼りに3 年をかけて、映画を丸ごと絵で再現したペン画集を作った。迫力あふれるタッチ、フキダシの中のセリフ、スピード感の描写などはまるでマンガのようだ。約500 コマ、160 ページにも及ぶ。しかし、それは家族以外の誰の目にふれることもなく、実家に眠っていた。芹川さんは東京の美術学校に進学し、病気のために中退。熊本に帰り、人付き合いはほとんどせず、実家で絵を描いて暮らした。最後の4年間は入院し、そこで描いた絵を病院のスタッフに全て譲り、73歳で亡くなった。2020年、伯父・文彰の遺品であるペン画集を芹川英治( えいじ) さんに見せてもらった元新聞記者の松尾 正一( まつお・しょういち) さんは驚き、京都の『おもちゃ映画ミュージアム』に見てもらった。偶然にもそこには、元の映画の66分短縮版フィルムが寄贈されていた。文彰さんのペン画集はそれを補完する映画史の資料として、また、マンガ史を語る上で貴重な資料とされている。ペン画集は「キネマ画」と名付けられ、2021年と2024年にそれぞれ京都で活動写真弁士・坂本頼光さんとピアニストの天宮遥さんによって上演され、絶賛された。そして、熊本市でも2025年12月14日、赤穂浪士討ち入りの日に活弁上演会を開催。300 席の会場は満席となり、90分に及ぶ大迫力の活弁と情感あふれるピアノ演奏で大成功を収めた。番組では芹川文彰さんが描いたキネマ画『忠臣蔵』の魅力を伝え、それをよみがえらせるために奔走する人々の思いを見つめる。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ