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これまでの放送内容

2012年10月7日(日)

海をこえて来た日本語~大分日本語サミット~

今年の夏、大分で開催された“日本語サミット”。日本語を学ぶ世界の若者たちが「平和」「絆」について話し合い、絆を深める10日間を見つめた。

今、海外ではアニメやマンガなど日本のポップカルチャーをきっかけに日本語を学ぶ若者が増えている。世界全体の日本語教育は133カ国、学習者の数は約365万人。(国際交流基金調べ2009現在)そんな中、熱心に日本語を学ぶ世界の若者を日本に招き直に日本人とふれあい、その文化や心を体験し、理解してもらおうという取組みがある。「日本語サミット」だ。NPO法人ジャパン・リターン・プログラムが主宰する世界的なイベントで同プログラムを通じて来日した若者は延べ197カ国、221人。参加する若者はパネリストと呼ばれ、日本滞在中は彼らをボランティアで受け入れてくれるホストファミリーの家で生活する。14回目を迎える今年は東京、大分の2会場で開催され、「平和」、「絆」などのテーマで1分30秒のスピーチ、そして公開ディスカッションが行われる。夏、大分に、国も文化も違う12人の若者がやってきた。彼らは日本語サミットに参加する為、各国の選抜試験をクリアした世界の若者たち。大分滞在の10日間、平和と絆をテーマに意見を交わし合い、思いの全てを込めた1分30秒のスピーチ原稿を作り上げる。彼らの心の葛藤、初めて生身で体験する日本文化、仲間やホストファミリーとの絆、そこには、とても小さいけれど暖かな「平和」の姿があった。遠い異国の地で出会い、「今、平和の為に自分ができること」に全力で向き合う彼らの10日間を見つめた。

制作局テレビ大分(TOS)

次回放送内容

OA:2025.08.31(日)

熊本県玉名市に住む高谷和生さん(67)は、近隣・和水町の小中学校の図書館司書補助。平日は図書室の仕事をしながら、土日祝日は『戦争遺跡』の調査研究をおこない、戦争遺跡を通して平和の尊さを伝える活動をおこなっている。 高校時代は考古学部に所属。当時から歴史が好きで、大学でも考古学を専攻。卒業後、教師として支援学校に勤務していた時に、残されたままの戦争遺跡が数多くあることを知る。戦後60年をきっかけに本格的に戦争遺跡の調査研究をはじめ、のちに『くまもと戦争遺跡・文化遺産ネットワーク』を設立。戦後76年が過ぎた現在も、新たな戦争の爪痕を発見するなどし、「若い世代が戦争の実相を学べる環境づくり」と「平和を未来へ継続するための活動」を続けている。 戦争体験者から直接証言を聞ける機会は「あと数年」。時間が迫る中、戦争遺跡を考古学の視点で記録・検証し、体験者の証言とリンクさせることで、戦争の記憶と教訓を次世代へつなげようと活動する高谷さんの日常を追い、その思いに迫る。

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