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2013年9月22日(日)

緑の地獄 筑豊の労働者が見た日本最南端の炭坑

沖縄県西表島。ここに日本最南端の炭坑があった。戦前から働き、終戦の混乱のため帰郷がかなわなかった筑豊出身の炭坑労働者がいた。

▽沖縄県の西表島に日本最南端の炭坑があった。ここで戦前から働き、終戦の混乱のため帰郷がかなわなかった筑豊出身の炭坑労働者・村田満。彼は戦後25年を経た昭和45年、34年ぶりに故郷・福岡の土を踏むことができた。▽帰郷当時の村田をはじめ西表炭鉱で働く人々38人の体験と「記憶」を「記録」した元新聞記者三木健は、その後も炭坑が遺した意義を問い続ける。▽一方、九州をはじめ本土の旧産炭地は日本の近代化の支えとなった石炭産業を新たな地域おこしとして「遺す」ことに力を注ぐ。山本作兵衛の炭鉱画は文化の域まで達し、2011年には「世界記憶遺産」として世界に認められた。
▽ジャングルに覆われた日本最南端の西表炭坑で悲惨な体験をした筑豊の炭鉱労働者が遺した証言と緑の木々に多い尽くされた炭坑遺跡は何を語るのか。

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.10.19(日)

鹿児島市にある出版社、ラグーナ出版。ここで作られる本が密かに注目を集めている。雑誌「シナプスの笑い」。掲載する詩や小説などの文芸作品が人気を呼び、20年間愛され続けてきた。実はこの本、精神疾患を抱える人たちが企画から編集まで全てを担っている。従業員44人のうち精神疾患を抱える人の割合は約8割。彼らは心の病とともに生き、本を作り続ける。彼らは、なぜ本を作るのか―。これは、鹿児島の雑居ビルの一角で“社会を変えたい”と懸命に生きる人々の物語。

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