ページトップ
TNCメニュー

これまでの放送内容

2019年8月20日(火)

サムネイル

絵筆で語る~つなぐ伝統美~

有田焼400年の歴史を支える職人の使命とは?老舗窯元・深川製磁の伝統工芸士の思いに迫る。

創業400年を超えた有田焼。今でも約100の窯元があるが、その中でも明治、大正、昭和、平成と皇室で使われる食器などを制作してきた窯元に深川製磁がある。その歴史を支える職人たちは令和時代をどう迎えるのか、そして新しい時代の使命は何か。有田焼は伝統的に分業で作られているが、深川製磁には成形から絵付けまですべての工程に専門の職人、総勢100人が置かれている。この中で皇室関係のデザインを一手に担っている、上絵付けの伝統工芸士・小杉優さん67歳。「売るよりも残したい」あくまで商品を作ることが仕事である一方、技術をつないでいくためには自分の作品を後輩が参考にできるように残してほしいと小杉さんは語る。そんな葛藤を抱えながら、小杉さんは毎日淡々と筆を走らせ、自分の最後の使命を問い続けていた。

出演者:小杉優 深川一太 西田明美 多久島智美

制作局サガテレビ(STS)

次回放送内容

OA:2025.10.19(日)

鹿児島市にある出版社、ラグーナ出版。ここで作られる本が密かに注目を集めている。雑誌「シナプスの笑い」。掲載する詩や小説などの文芸作品が人気を呼び、20年間愛され続けてきた。実はこの本、精神疾患を抱える人たちが企画から編集まで全てを担っている。従業員44人のうち精神疾患を抱える人の割合は約8割。彼らは心の病とともに生き、本を作り続ける。彼らは、なぜ本を作るのか―。これは、鹿児島の雑居ビルの一角で“社会を変えたい”と懸命に生きる人々の物語。

年別アーカイブ

制作局

  • LINEで送る
ページの先頭へ