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これまでの放送内容

2019年12月24日(火)

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イルミネーションの灯が消える日

鹿児島県湧水町二渡で35年続いたイルミネーションの灯が消える。集落の人々の苦渋の決断、時代、自然環境に翻弄されても前向きに生き続ける「村のチカラ」を追う。

鹿児島県姶良郡湧水町二渡、里山に囲まれ美しい日本の風景が残る山間の村だ。毎年冬になると集落中が15万球ものイルミネーションの灯で包まれる。集落を走る1キロの道路沿いの民家が星しずくのように輝き「星のさんぽ道」と命名される。その美しさに魅了され県内外から多くの見物客が訪れる冬の風物詩となった。ピークはクリスマスから大晦日。しかし、今年の冬をもって35年間の歴史に幕を閉じることになった。1983年冬、集落でマットクリーニング業を営む上段良二さん(69)が、下校中の部活の子供たちに夢を与えようと自宅の庭木に飾ったのが始まりだ。当初は220人余りが暮らしていたが、35年を経た今は75世帯160人となり山間の村にも少子高齢化の時代の波が押し寄せていた。「星のさんぽ道」が終わりとなる上段良二さんたち集落の人々の苦渋の決断、時代、自然環境に翻弄されても前向きに生き続ける二渡集落の「村のチカラ」を追う。

出演者:【ナレーター】 美川愛美(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2025.04.27(日)

2011年3月11日東日本大震災。福島第一原子力発電所がある福島県は、放射線災害の被害も重なり広範囲の避難となりました。その福島にすぐに支援に入ったのが、長長崎大学の教授で、医師の高村昇さんです。高村さんは、被ばく医療の専門チームの中心人物で、被爆地・長崎だからこそ培ってきた技術や知識をもって、現地の支援にあたっています。「被爆地・長崎、そしてチョルノービリで学んだ知識を福島の人たちのために生かす―。」 13年に渡り被災住民に寄り添ってきた長崎の医師を取材しました。

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