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これまでの放送内容

2021年2月2日(火)

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寄り添って~高齢者の食のサポートと見守り~

過疎と高齢化が深刻な五島市久賀島。島民同士でお年寄りを見守る新たなネットワーク作りが始まりました。島で暮らす高齢者の思い・現状・課題を見つめます。

五島市久賀島は人口305人、高齢化率58%(いずれも2020年12月末現在)の二次離島(本土との間を直接結ぶ公共交通手段がない島)です。島内の商店は1軒のみ。店を営むのは黒須久美子さんです。黒須さんは2016年7月、久賀診療所の所長に就いた夫・良玄さんと共に島へ移住。2018年末、当時島で唯一の商店が閉店。それを機に食料品などの販売を始めました。移動販売や配達で島を巡る中、高齢者の一人暮らしや夫婦だけの世帯が多いことに気づきました。またそのほとんどの人ができるだけ長く島で暮らしたいと思っていることも知りました。島民同士でお年寄りを見守る新たなネットワーク作りができないものか…。そこで考えたのが、複数人でスケジュールを調整するときに使う無料アプリの応用です。タブレット端末などで入力した内容をインターネットを介してメンバー全員で共有するもの。見守る側、見守られる側そしてその家族、双方の安心感につながっています。過疎と高齢化が深刻な五島市久賀島。そこで始まった高齢者の新たな見守りに密着しました。島で暮らすお年寄りの思い・現状・課題を見つめ、高齢化社会のあり方を考えます。

出演者:黒須久美子さん 久賀島の人たち 【ナレーター】 琴岡美紅(KTN)

制作局テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2025.10.19(日)

鹿児島市にある出版社、ラグーナ出版。ここで作られる本が密かに注目を集めている。雑誌「シナプスの笑い」。掲載する詩や小説などの文芸作品が人気を呼び、20年間愛され続けてきた。実はこの本、精神疾患を抱える人たちが企画から編集まで全てを担っている。従業員44人のうち精神疾患を抱える人の割合は約8割。彼らは心の病とともに生き、本を作り続ける。彼らは、なぜ本を作るのか―。これは、鹿児島の雑居ビルの一角で“社会を変えたい”と懸命に生きる人々の物語。

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