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これまでの放送内容

2015年12月6日(日)

追憶の友~死者たちと

抑留の体験をモチーフに創作活動を続けた画家の宮崎静夫さん。その友人であり、共にシベリアで抑留された過去を持つ田中猛さん。2人の足跡をたどり、戦後70年を考える。

”鎮魂の画家”として知られる宮崎静夫さんが今年4月に亡くなった。満州とシベリア抑留の体験をモチーフに創作活動を続けた宮崎さん。戦争の不条理や命の尊さを表現した「死者のために」シリーズは100点に上った。宮崎さんの死を悼むのが、ロシア極東のハバロフスクに住む友人だった田中猛さんだ。田中さんも、宮崎さんと同じ抑留体験を持つ。二人の出会いは、2002年宮崎さんがシベリア再訪の旅をした際、田中さんが案内したのがきっかけだった。田中さんは現在88歳、普段は愛用の電子楽器スピーロンを携え精力的に交流活動を続けている。番組は、シベリアで命を落とした多くの仲間の死と向き合いながら戦争の理不尽さを問い続けた宮崎さんと田中さんの足跡をたどりながら、二人の生き様を通して戦後70年を考える。

出演者:田中猛【ナレーター】尾谷いずみ(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2025.04.27(日)

2011年3月11日東日本大震災。福島第一原子力発電所がある福島県は、放射線災害の被害も重なり広範囲の避難となりました。その福島にすぐに支援に入ったのが、長長崎大学の教授で、医師の高村昇さんです。高村さんは、被ばく医療の専門チームの中心人物で、被爆地・長崎だからこそ培ってきた技術や知識をもって、現地の支援にあたっています。「被爆地・長崎、そしてチョルノービリで学んだ知識を福島の人たちのために生かす―。」 13年に渡り被災住民に寄り添ってきた長崎の医師を取材しました。

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