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これまでの放送内容 -テレビ西日本(TNC)-

2023年8月15日(火)

追憶の部屋~戦地からの便り~

大刀洗平和記念館の「追憶の部屋」と呼ばれる遺影コーナーに米兵の写真が飾られている。遺族たちは一様に、戦地から送られてきた手紙を大切に保管していた。

のどかな田園が広がる福岡県大刀洗町。かつてこの地には“東洋一”と謳われた旧陸軍大刀洗飛行場があった。ここには航空隊の若い兵士や教官をはじめ、勤労動員の学生や女子挺身隊など、多くの若者たちが勤務し、働いていた。
太平洋戦争末期、この地はB29の爆撃にさらされた。6回におよぶ空襲で、飛行場は壊滅的な被害を受けた。現在、飛行場の跡地にたつ筑前町立大刀洗平和記念館。ここでは、大刀洗飛行場に関わった戦没者たちの記録と記憶を今に伝えている。その館内の一画、「追憶の部屋」と呼ばれる遺影コーナーに米兵の写真が飾られている。
遺影の人物の遺族に会うためアメリカを訪れ、インタビューを敢行。遺族たちは一様に、戦地から送られてきた手紙を大切に保管していた。海の向こうにも家族を失った人たちの悲しみがあった。

制作局テレビ西日本(TNC)

2023年7月11日(火)

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旦過で生きる

「北九州の台所」旦過市場を襲った二度の大火災。店を失った86歳の女性が選んだ“再建の道”。険しい道のりを突き進む原動力とは。

2022年4月19日。
100年以上続く福岡県北九州市の「旦過市場」一帯が火に飲み込まれた。隣接する「新旦過横丁」の飲食店など、あわせて42店舗が被災。

再建を断念する店主もいる中、「また店をやる!」と宣言したのは86歳の女性だった。“旦過”の地で20年以上営んできた九州の郷土料理・だご汁の店を、ゼロから作り直すことを決意。どん底からはい上がる力の源は何なのか。奮闘の日々を追い続けた。

出演者:【ナレーター】 津野瀬果絵(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

2023年7月4日(火)

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筋肉は世界を救う

筋トレ人口が増えれば日本のGDPは上がると言い切るマッチョマンがいる。筋肉みこしや筋肉盆踊りなど、例を見ない新たな手法で筋肉の魅力と筋トレの必要性を人々に訴える

「筋肉は世界を救う」という信念を胸に、筋トレ普及活動を展開しているマッチョマンがいる。彼の持論は「筋トレして健康寿命を伸ばす事が消費増大・労働人口確保に繋がり、少子高齢化社会の問題を解決する鍵になる」というもの。一人のマッチョより集団のマッチョの方がよりインパクトを与えられると、数十人からなる筋肉紳士集団を結成。マッチョ写真ばかりを掲載する風変りなWEBサイトや筋肉みこし、筋肉盆踊りにマッスルカフェなど、これまでに例を見ない奇抜なアプローチで筋肉の魅力と筋トレの必要性を訴える。
2022年8月、3年ぶりに行動制限を伴わない夏。ひと夏の筋肉活動を追う。

出演者:【ナレーション】 五十嵐悠香(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

2023年6月20日(火)

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ほたるの里のミュージアム ~強制測量から40年~

県外から注目される「ミュージアム」が長崎県川棚町にある。ダム建設予定地に生まれ育ったイラストレーターの葛藤や思い。その小さな声に耳を傾けた。

長崎県川棚町川原地区の入り口に小さなミュージアムがある。展示されているのは、川原地区の自然や暮らしを描いたイラスト。豊かな自然が今、そこにあることを伝えている。川原地区には「石木ダム建設予定地」という、もうひとつの現実がある。この地で生まれ育った13世帯がダムの必要性に疑問を投げかけ、抗議の声をあげて半世紀。13世帯の中のひとりで、ミュージアムを作ったイラストレーターの葛藤や思いに迫り、その小さな声に耳を傾けた。(「ドキュメント九州」KTN制作番組)

制作局テレビ西日本(TNC)

2023年6月13日(火)

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醤油の相談所~転職で掴んだ天職~

これまで2000種類以上のしょう油を試飲してきたソムリエがいる。IT業界から転職した彼がしょう油業界で目指すものとは?いま、しょう油業界に新しい風が吹いている。

「自分がまさか醤油蔵を継ぐなんて…」
全く異なる“IT業界”から老舗醤油蔵の7代目に就任した男がいる。一から勉強を積み重ねていく中で気付かされた醤油の魅力、それは“香り”。そんな彼は現在世界に3人だけしかいない「醤油ソムリエ」という資格を活かし、様々な活動を行っている。なぜ彼は醤油ソムリエを目指したのか。一体彼を突き動かすものとは?IT業界から醤油業界に転職した“彼にしかできない”取り組みを追う。

出演者:【ナレーション】 田久保尚英(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2024.10.13(日)

宮崎県門川町。「門川金鱧」で再起を狙う小さな港町は、長年続く漁師の後継者不足に悩まされていた。2023年2月、一人の若者が帰郷。20年ぶりの新米漁師、中崎瑛斗(ひでと)22歳。 中学時代は学校へも行かず手が付けられないほどのヤンキーだった瑛斗さんだったが、幼い頃から抱いていた海への憧れを思い出し一念発起。漁師の道を選択。唯一信じ背中を押してくれたのは、母・みどりさんだった。息子の手伝いに専念するために仕事を辞めたみどりさんは、鱧の捌き方を勉強中。毎朝、先輩漁師の元へ通っている。その生活の中で芽生えた「鱧を活かして町おこしがしたい」という想い。 互いを信じ抜いた母子の新たな挑戦を追いかけた。

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