番組審議会から（第578回）

【審議番組概要】
番組では、数々の仕事の中から、私たち日本人が世界に、そして未来を担う子どもたちに誇れるスゴイ“お仕事”を発掘して紹介します。そして、スタジオに招いた子どもたちが、未来に残したいと感じた仕事を“Wonderful Job”に認定。 司会はコンビ結成25周年を迎えた博多華丸・大吉。家族揃って楽しみながら、働くことの大切さや素晴らしさを実感できる 「お仕事応援バラエティー」をお届けします。
世界を股に“幻の植物”を探し求めるプラントハンター西畠清順さんは「プラントハンターは歴史を変えることが出来る仕事。植物は人の価値感さえ変えてくれる」と、ある試みに挑戦。
国内でただひとり、化粧まわしを手織りで作り続ける大野浩邦さんは、自ら編み出した“ランダム布”と呼ばれる技法で新たな可能性を探ります。
また今をときめくデジタルアーティスト、チームラボ代表の猪子寿之さんが、アメリカ・シリコンバレーで開催した初の個展にカメラが潜入。宇宙空間をイメージした“デジタルアート”を体験した出演者からは驚きの声が…。

審議会では
・「硬派系のコンセプトに、娯楽性を味付けするという意味で言うと、ゲスト陣のバランスのいい起用で、バラエティ番組としては非常に質が高い感じを受けた」
・「エンターテインメント性もたっぷりで、子供たちに夢を与えるという意味でいい番組だと思う。再現VTRや中継があり、とても上手に視聴者を引きつけていた」
・「“Wonderful Job！”というのは、本当に全ての方がそう思っているのか、パネルを上げさせられているのかというところが気になった」
・「大野さんを、化粧まわしを手織りできる世界でただ一人の博多織職人だと紹介した以上、彼が手がけた化粧まわしの完成品を見せるべき」
といったご意見を頂戴した。

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