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番組審議会から(第611回)

第611回番組審議会

議題 友近・礼二の福岡を旅してみたらこうなりました2019春
2019年4月23日(火)19時00分~21時00分放送
開催日 2019年6月11日(火)
出席者(審議委員) 藤 井 克 已 委員長
傍 示 文 昭 副委員長
石 村 一 枝 委員
喜多村 浩 司 委員
伊 藤 真奈美 委員
舘   賢 治 委員
田 中   徹 委員
レポート出席者 森   亨 弘 委員
三 好 忠 滿 委員
出席者(社側) 寺﨑会長、鈴木社長ほか4名

会議に先立ち、藤井委員長と傍示副委員長が選任された。

友近と中川家・礼二が西鉄大牟田線の電車に乗り、気になる駅で途中下車し福岡名物グルメや地元に密着したお店をアポなしで巡る旅番組の第3弾。
1年ぶりの放送で間が開きすぎているとロケ開始早々不満を言う友近・礼二。西鉄福岡駅からスタートした旅も、今回3年目にしてようやく福岡市を出て、春日市の春日原駅へ。お腹が空いたといきなりうどん店へ向かう友近・礼二。福岡のうどんをこよなく愛するふたりは一番人気のうどんを満喫する。
続いては長さ50メートルほどの小さな商店街。しかし友近・礼二も圧倒されるほど出会う人達全員が個性あふれる方ばかりで全く先に進めない。
ようやく商店街を後にし出会ったのは女子高生。最初はパニックになるが、ふたりのマニアックすぎるトークに徐々にポッカン状態に。
また、日本チャンピオンがいるという店では友近が審査を行ったR-1の裏話が飛び出す。さらに高級旅館で食事をいただく事になったふたりが突然コントを始める。
自由気ままに旅するふたり、今回はどの駅まで進めるのか?

番組審議会では
・「こういうふうに、ふらふらしながら街の人たちと絡みながらという番組が幾つかありますけど、私は、この番組はナンバー・ワンだと思いました。ほかの何よりも良かった」
・「従来の旅番組みたいに、訪れた街の食べ物とか人情とか風土を味わいたいという人たちには不満が残る内容だっただろうと思いますけれども、この番組は、そういうことを完璧に超越したところにあって、新しいジャンルの番組のように思う」
・「この二人のパフォーマーにとっては、食べ物とか人々とか、あるいは景色すらパフォーマンスのための小道具になる。初めて足を踏み入れた街がどんなインスピレーションを刺激してくれるのか、あの人たちがわくわくしてそこに入り込んでいるということが見えて、こちらにもわくわく感が伝わって、物すごく面白かった」
・「タイトルの「旅」という言葉が余計だったけれども、こういう表現もあっていいだろうと思うぐらいに、新しいジャンルの番組を作り上げたなと。僕はこの番組を大変評価していますし、ぜひ次回も見たいと思います」
・「どちらかといえば、既存のテレビ番組にはない、このカットの長さが心地良かったのではないかと思うんですね」

・「最後の大丸別荘は、コンセプトから少し外れていたのではないかと思いました。アポなしで行くというところがコンセプトだったと思うんですけど、そうではなかったようですし、せっかく出た料理も、既にいろいろなものを食べていて、おなかいっぱいで行ったと思うので、皆さん、あまり箸が進んでいないようで、絵的には何か残念だったなと思いました」
・「例えば、今回は西鉄、次回はJR、その次は地下鉄とか、いろんな鉄道つながりで回っていく流れもあるのではないかなと思った次第です」
・「視聴者が見て楽しむというより、ゲストが楽しむことに重きを置いている番組というイメージがしました。最近そういう番組が増えているような気もしますし、それが今の流行りというか、トレンドなのかもしれませんけど、それだけでは見ているほうもなかなかつらいので、できれば、視聴者が何を求めているかというのも少し織りまぜながら番組構成をしていただくといいのかなと思った次第です」
・「テレビ局として、友近さんと礼二さんの力だけにすがった番組のように思えてしようがなかったんですね。これは番組を作っているのか、二人の芸を見せているのかがよくわからなくて、TNCとしての独自性はどこにあるのだろうかという気がしました」
・「TNCらしさを作るとすれば、事前の取材をきちんと入れて、アポをとって、それを前もって友近さんと礼二さんにレクチャーして、彼らは芸人ですから、あたかも自分が決めたように入っていくという、そこまで局と一緒に番組を作らないといけないのではないかというのが私の全体的な感想です」

といったご意見を頂戴した。

社側からは

・「1回目は、薬院までの一駅だけ行って、ここの駅の人と絡むというところからスタートしている。それで、終点まで行くということを言い始めて、第二弾、第三弾でも同じことを言って、いつになったらゴールに着くのだろうというような番組の構成になっています」
・「ゲスト頼みというのも本当にご指摘のとおりですけど、まさに僕らは二人と一般の人との絡みを見せようという方向でやっているので、TNCとしての独自性はどこかと言われれば、ほぼそこで、それ以外のコーナー立てをせずにやっている」
・「これまでも19時台や20時台で試してみて、それなりの数字が出ていました。今回も、あえてここを選んで放送して、まずまずの結果が出ていますので、ゆっくり見てくださる視聴者の皆さんには受け入れられる番組かなと思っています」

などの説明をした。

「放送倫理手帳2019」をお渡しし、特に追加条項に目を通して頂くよう説明をした。

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