今月は「新型コロナウィルス」感染拡大防止の観点から書面による意見交換とさせていただいた。
議題 |
「バカリズム&小峠の僕らも福岡芸人だ!」 2020年3月17日(火)19時00分~21時00分 |
レポート提出委員 |
藤 井 克 已 委員長 傍 示 文 昭 副委員長 石 村 一 枝 委員 喜多村 浩 司 委員 伊 藤 真奈美 委員 舘 賢 治 委員 森 亨 弘 委員 田 中 徹 委員 佐々木 久美子 委員 |
福岡出身なのに地元出身としてあまり認知されていないかったバカリズムとバイきんぐ小峠英二。
これまで4回放送したこの番組を通じて、福岡芸人としての認知度が上がってきた。そんなふたりがさらに、福岡芸人として地元のことを知るために、福岡をぶらりする番組です。
第5弾の今回も福岡のグルメを堪能したり、太宰府を散策したりするほか昨年末、結婚を発表したバカリズムがこの番組だけに語るマル秘話も。
バカリズムとバイきんぐ小峠が地元だからこそ見せる表情やトークをお届けする2時間番組です。
- 「バカリズムさんのトークは非常に軽快で好感を持てましたし、小峠さんもナイスなツッコミで、浜﨑アナもうるさ過ぎず、ノリもよく楽しく見ることが出来た番組でした」
- 「バカリズムさん、小峠さん、浜﨑アナウンサーの掛け合いが軽妙でバランス良く、2時間の番組であったが、途中で飽きることなく最後まで楽しく観ることが出来た」
- 「面白かったのは、福岡CMクイズ。企画が面白かったし、バカリズム、小峠の掛け合いが珍しく前面に出ていたと思う。ただ、比較的新しいCMだと二人が付いていけていないようだったので、もうちょっと題材を選んでも良かった」
- 「朝10時から1時間ごとにスケジュールを進めて行くという方法は、視聴者にとって判りやすく、今後も続けて下さい」
- 「視聴しながら「番組が長いな」とも感じましたが、やはりゆっくり見ている人には、長さを感じさせない工夫も盛り込まれていると感心しました。柳橋連合市場でのお魚博士・柚貴くんの解説と調理、浜﨑アナウンサー単独の竈門神社訪問や担々麺試食、アスレチック施設「ノボルト」での体験ルポは、グルメとトーク中心の番組に、いい意味で変化を付けており、良い構成だと思いました」
- 「オーバーシュートやロックダウンなどの横文字が多く使われる中、わかりやすく噛み砕き、短い時間のなかで伝えていく力は、今こそ、ならではと感じております」
- 「新型コロナウィルスに関する報道は、ニュース枠、情報番組枠ともに過不足なく、バランスのとれた内容になっていると思います。
息の長い取り組みになります。ウイルスから逃れる手段、予防策に加え、免疫力を上げるための取り組み、料理、気軽にできる体操、散布に適した公園や遊歩道の紹介など、感染しても発症しない、もしくは軽症で済むための取り組みにも力を入れてください」
- 「コロナ、コロナで、大変な時を迎えています。テレビ西日本におかれては、いたずらに不安を煽ることなく、かつ、ショッキングな事例を求めることなく、客観的かつ有益な「新型コロナウィルス感染症」関連のニュースなどを放映していただきたいと願っております」
- 「この番組の目的は、福岡出身芸人による福岡案内にある、と思ってみていましたが、この二人が全く知らない場所や店で、初めての食を体験しているのに、場所や店の案内や説明をすることも、おいしさを伝えることも無く、仲間内での無駄話(仲間落ち)に時間を費やしているだけに見えました」
- 「「新型コロナウィルス」の関連では、放送時の3月17日と現状で状況は大きく異なっているが、ロケ日は「〇月〇日です」等のテロップを番組中に流しても良かったのではないかと思った」
- 「グルメを含めて詰込み過ぎ。一つ一つのトピックの取り上げ方が、ともすれば浅く消化不良。視聴者への情報提供という点では課題があった。更に2時間の放送時間が、山も谷も無く、ダラダラと過ぎていき、非常に長い。また、ひたすら食べるシーンが多く、気持ち悪くなった。3人の体調と食べ残しが非常に心配になった」
- 「次回はぜひスケジュールをもう少し緩くして、食事を減らして、3人の掛け合いをもっと出して欲しい」
- 「太宰府天満宮、ノボルトなど人出がありましたが、収録時と放映時が異なるため、このようなことになったのでしょう。公共報道機関であるテレビ西日本としての慎重さに欠けていたと思わざるを得ません」
- 「5回目の放送であった今回は、マンネリ化してきた部分もあると感じていましたので、審議委員の皆さんのご意見は、大変、参考になりました」
- 「取材先が、営業休止の施設もありましたので、OA直前まで、確認し、営業状況をスーパーするなど配慮いたしましたが、ご指摘いただいたようにいつの取材だったのかは、スーパーすべきだったと思います」
- 「旬なタレントさんであるバカリズムさんと小峠さんなので、ふたりのキャラクターやトークを生かしたコーナーをもっと入れるべきだったと感じました」
- 「「福岡あるあるクイズ」のような企画をもうひとつ入れるなどし、グルメネタ以外で、メリハリのある構成で番組を今後も作りたいと思います」
- 「多忙な二人なので、2時間の番組を1日で収録しなければ、いけないのでどうしても、疲れが見えたり、食べ残しているように見えたりするシーンもありましたので、その辺りは、演出サイドとして、工夫していかなければいけないと感じました」
各委員からコメントを頂くと同時に次のご報告をしてご了承を頂き、早速、ホームページに掲げるなど公表した。
3月に寄せられたご意見などの件数、および特徴的なものをまとめた書面にてご報告
番組種別分類及びCM量(2019年10月~2020年3月)のご報告
報道部門 17.7%
教育部門 14.0%
教養部門 24.4%
娯楽部門 38.0%
通信販売 5.3%
その他 0.6%
上記の割合、および増減の主な理由など
CM量が総放送に占める割合は16.3%であり民放連の放送基準を満たしていること
次の7番組であり、その放送時間の合計が1週間で4時間27分であること
「VS嵐」「華丸・大吉のなんしようと?」「ライオンのグータッチ」「ボクらの時代」「ミライ☆モンスター」「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」